あなたの「小さな親切」とはなに?

 日々生活をしていると、他人からの何気ない一言で励まされたりすることがある。感動することもあるだろう。持ちつ持たれつするのが人の波の中で生きる社会のありようだ。都会では、人は多いけれども自分がふと独りぼっちになる感覚もあるかもしれない。そうしたときに友人、知人、他人からの予期せぬ言動が助け船になることがある。
 
 「小さな親切運動」は43周年を迎え、会員数は17万人だという。小学生から大人までのちょっとした親切の話がいっぱい詰まっている。1963年東大総長だった芽誠司さんが「小さな親切を勇気を持ってやって頂きたい。それがやがては、日本の社会の隅々まで埋め尽くすであろう、親切という雪崩れの芽として頂きたい」と卒業式に学生に言ったことから始まった運動である。
 
 困難に直面している人を助けたりする行為というのは、とっさの行動力や根底にある日々の意識が左右する。この人は親切かどうかを見極めるには、困難な状況を相談してみるといい。すぐに反応してくれる人、そうではない人とくっきり分かれる。大切なのは華美な言葉の羅列ではなく、困っている人にとって一番大切な行動である。
 
 目に見える親切な言動というのは素晴らしいが、公になっていない「お宝話」は世の中に多く埋もれている。人生はそうした話を発掘する旅でもあるかもしれない。そうした宝の上を素通りするのは何とももったいない人生だ。
 
 
☆ 私の最大の楽しみは、こっそりと良いことをして、偶然それが明らかになることだ(チャールズ・ラム)
 
 
★ 熊本評論:心がぽっとする話 /熊本(毎日新聞・06/11/27)
★ 「小さな親切」運動本部 
 
 

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