犬60匹 焼け死ぬ
我が家に最初にきたペットが猫であった。かわいい猫であったが、いつの間にか家からいなくなってしまった。その後はずっと犬が家族となっている。死んでしまった犬たちも思い出深い。今いる犬たちのことを家族と話すと、昔の犬の話にもなる。
我々よりも寿命の短い彼らは時代と共に去っていった。精一杯可愛がってあげても、死なれてしまうと何とも言えない無力感に襲われる。都内のペット霊園で当時可愛がっていた犬を火葬、お経が読まれたときは声を上げて泣いてしまった。
幼い頃のペットとの同居は、生きているものとしっかり接する良い機会だと思っている。誕生、世話、死と、凝縮された生の歴史を考えることになる。世のペットブームがそうした考えを蓄えるきっかけになるといい。
高松市内のペットショップから出火、全焼した中から店内にいた約100匹の犬のうち、約60匹が焼け死んだ。残りの犬は助けられたり、逃げてしまったという。エサを作っていたときの火の不始末が原因だ。店主はそのまま外出してしまった。
彼らから自由を奪っている以上、人間は定期的に自由を与えなくてはならないだろう。大きく見れば、人間も地球というオリに閉じこめられているが、その中で自由を作っている。そして、地球という大きなオリに入っているのは人間だけではないということを知っておくべきだ。
☆ 「犬を探しています」という電柱の貼り紙をその犬が見るかもしれない(出典不明)
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