ゲートのない有料駐車場はカメラで見張る→効果あり

 今年に行った川崎市内のステーキ屋さんの駐車場が面白かった。ゲートでの駐車券の受け取りも地面から車をロックする板もない。あるのはカメラだけである。カメラが入出庫状況、駐車位置を記録する方式だ。
 
 帰りの飲食代の精算時に、車で来たことを店員さんに伝えると黄色い紙を渡してくれた。その紙を店の入口にある精算機に入れる。車のナンバー4桁を聞かれるので入力すると、「この車ですか?」という表示とともに、私の運転してきた車が映る。正しいので「はい」を押すと、規定の時間内のために「料金は無料です。ご利用ありがとうございました」という旨の表示になるのである。
 
 これが今新しい駐車管理システムのようである。カメラがあることで犯罪の抑止力となっており、違法な入出庫がなくなったり店によっては万引被害も激減したという。精算しないで出た人も、次の来店時に払うこともあるという。
 
 フラップ板式もゲート式も道路を掘り返す工事が必要になるが、この駐車場システムだと、カメラと精算機の設置だけでよく、おそらく工期もそんなにかからないことは素人の私でもわかる。
 
 カメラによる識別技術が飛躍した。スマホでも顔認証でロック解除ができるようになった。虹彩認証、指紋認証、静脈認証などが増えると、もう何も持ち歩く必要がなくなるかもしれない。
 
 ステーキ屋での思い出は母との外食の最後の場所となった。母はステーキランチを注文し、私のと「ちょっと交換しようよ」と言ってペロリとたいらげた。もしあの店舗に今でも映像が残っているとしたら、完食に満足して微笑んでいる私と母が映っているのだろう。
 
 
★ 増える駐車券&ゲートなし有料駐車場、不正ないのか? 実は不正減少、万引きまで減少(乗り物ニュース・2019/9/23)
 
 

熊谷市の男児死亡ひき逃げ、時効を10年”延長”へ

 2009年9月、埼玉県熊谷市本石の市道で小学4年生の小関孝徳くん(当時10歳)がひき逃げされて死亡した事件で、埼玉県警は時効が迫っている自動車運転過失致死容疑から、危険運転致死容疑に切り替えた。これにより事実上、2029年9月まで時効が10年延長されたことになる。
 
 孝徳くんの母親は現場を通過する車のナンバーを集めるなど独自に調べを進めて警察に提出したこともある。警察も輸出寸前の車を追い求めて横浜港までいったこともある。しかし今のところ有力な手がかりは見つかっていない。
 
 周りにいないだろうか。事件発生直後に車を修理に出したもの、売り払って別の車に買い替えた者、「あの事件は自分がやった」などと告白している者。小さなきっかけが捜査を大きく前進させることが少なくない。
 
 こうした時効の”延長”は他にも例がある。96年に東京・池袋駅で立教大学に通う男子大学生が駅のホームで男と口論、殴り倒されて死亡した事件である。当初は傷害致死事件として捜査されたが、時効寸前の2003年に殺人容疑に切り替えられ、事実上、時効の制限がなくなることになった。
 
 この事件でも、遺族は犯人を追って他県の駅まで行き”張り込み”などをしている。別の事件では遺族が本を出版した例もある。残された遺族とはそういうものなのか、いてもたってもいられないのが家族なのであろう。
 
 時効が伸びたことにより、一安心できなくなったのは加害者のほうである。あと12日ほどで堂々と街を歩けるはずだった犯人は、さらに10年、闇の中で生活することが求められる。生きている限り、十字架を背負って生きていくことになるだろう。交通事故のニュースを見聞きするたびに事故の瞬間を思い出さなければならないのである。
 
 埼玉県警熊谷署では引き続き情報提供を募っている。(048-526-0110)
 
★ 埼玉の小4ひき逃げ、時効直前に延長 危険運転に容疑切り替え(毎日新聞・2019/9/18)
★ 熊谷の男児死亡ひき逃げ 第三者が匿名で懸賞金 埼玉(本ブログ・2010/10/1)
★ 埼玉・熊谷のひき逃げ事件にチラシ印刷無償協力 過去に我が子を失った都内の夫婦(本ブログ・2010/5/23)

カーシェアリングサービス 初乗車

 こんばんは。前から少し気になっていた「カーシェアリング」のサービスを初体験してきました。
 
 私の利用した会社は「オリックスカーシェアリング」です。WEB上で会員登録を済ませると1週間ほどでICカードが送られてきます。これがシェアカーを一番最初に解錠、返却する際の施錠する鍵となります。
 
 専用のアプリをダウンロードして45分後の予約ができるかどうか試したところ、車は空いていたのでそのまま2時間利用の予約。
 
 予約時間の15分前(この時間は無料)から使えます。シェアカーが置いてあるステーションに行くと、「オリックスカーシェアリング」と書かれている黄色い看板があり、その後ろに車がおいてありました。私の予約した車はプリウス。
 
 車の周囲に異常がないことなどの運行前点検をし、リアガラス越しの機械に向けて、送付されたICカードをタッチします。ハザードが点滅すると予約されている車だという意味になります。そのあとにもう一度かざすと車が解錠されます。
 
 解錠されて乗車するとコンソールボックス内に「返却」の方向に鍵が差し込んであるので、それを「貸出」の方に回すと鍵が取れる仕組みになり、その鍵を持つことで通常の車のように利用できるようになります。でかけた先でもその普通の鍵でロック・アンロックをします。
 
 スタートボタンを押してプリウスを始動させますが、ガソリンがカラであることに気づきました。前に利用された方が給油を怠ったのでしょう。オリックスカーシェアリングでは「残りが三分の一になったら給油をお願いします」と告知しています。
 
 給油は備え付けの給油カードで給油します。借り主が支払う必要はありません。専用アプリでそのカードを使える提携先ガソリンスタンドを探します。そして給油をお願いするときにはカードを従業員さんに渡して最後には自分の名前の署名をします。
 
 カーナビにはオリックスカーシェアリングからメールが届きます。こちらは全て読んで確認ボタンを押します。
 
 2時間14分使用、走行距離23キロでかかった費用の総合計は1968円でした。15分あたり200円、1キロあたり16円、つまり、利用時間料金が1600円、走行料金が368円ということになります。この料金の中にはガソリン代、保険代、一般的なロードサービス代が含まれています。24時間いつでも借りられていつでも返すことができ、僅かな時間でも利用可能なのはとても便利でした。

高速道路の非常電話を使ったことがある

 四半世紀ほど前の話であるが、栃木県内の東北自動車道下り線で自損事故を起こしてしまった。大雨の中の速度超過が原因である。早朝でもあり、私以外は大型トラックばかりが走行していた。
 
 すぐに非常電話を見つけて通話を開始した。受話器を取るだけですぐに繋がったと思ったが、強い雨と近くと通る大型車両の音が凄まじくて通話相手の声がほとんど聞こえなかった。断片的に「ケガはなしです」「相手はいません」などと言った気がするが、とにかく通話相手が男性であること以外はほとんど聞くことができない。
 
 非常電話はその通報場所が特定されるのがありがたいところであるが、「くるまのニュース」によると、非常電話の他に携帯電話からは「#9910」にかけることで非常電話と同じ係員につながるのだという。外国人でもわかるように「事故」「救急」などのイラスト(ピクトグラム)が表記され、その横のボタンを押すことで係員が理解することができるようになっている。 
 
 冒頭の経験はスピードの出しすぎが起因した事故であった。雨の上をスピンし、他者を巻き込むことなく自分も大怪我をすることなく奇跡的に助かった。交通ルールを守ることが大事であることと、危険を想定した準備が必要である。
 
 
★ 高速道路でトラブル発生!道路脇にある「非常電話」はどうやって使う 誰につながる(くるまのニュース・2018/9/16)

日航ジャンボ墜落事故から30年 風化をなくすために

 
 帰省ラッシュと夕刻ということもあった。多くの乗員乗客を乗せた日本航空123便(現在は欠番)は、静岡県内などを迷走飛行した後、群馬県上野村の通称「御巣鷹の尾根」に墜落した。4人が奇跡的に救出されたが、520人の方たちは亡くなった。墜落時の機体の激しい損傷により、未だにその亡骸が分からないままの人たちもいる。
 
 人の記憶というのは曖昧である。かつて123便墜落事故の発生時のことを「18時台のニュースの終わりに知った」と思っていた。キャスターが「埼玉県内の山頂で火の手が上がっている模様です。現在、埼玉県警秩父署員が現場に向かっています」と言っていたと前に書いた。しかしどれだけ調べても、第一報は19時台のニュースであり、18時台に速報を伝えた報道機関は見つからなかった。
 
 事故直後の日本航空は激しい批判に晒されていた。事故の3年前に同社の350便が羽田航空沖に墜落する事故があり、操縦桿を握っていた機長の精神疾患が判明、123便の墜落事故も「また同じことではなかろうか」と考えられた。
 
 しかし実際は、操縦不能となっていた機体を立て直そうと、コックピットでは努力奮闘されていたことが後に公になっている。機長の遺体を判別できたのは、4本の歯だけであった。
 
 その他の乗客の身元を照合する作業も困難を極めた。真夏の出来事であり、亡骸の損傷の激しさに加え、DNA鑑定なども確立していなかった時代である。血液型、歯形、所持品、ほくろや手術痕などから特定するしかなかった。
 
 多くの人命が失われた事故を風化させないために、日本航空はもとより、遺族の方たちもその想いを様々な形で継承していく。子供を失った遺族同士が連絡を取り合う、会ったことのない父のために毎年御巣鷹の尾根に登山をする娘。遺族でありながら、パイロットであった父と同じ道を歩んでいる女性。
 
 こうした事故は、人による明確な加害行為であったわけではないが、責任や悲しみが一生ついて回る悲惨な事故。このような事故が起きた事実を後世に伝えなくてはならない。
 
 それは当事者だけではない。記憶は風化し曖昧になる。同じように航空機や鉄道や自動車に乗る者として肝に銘じなくてはならないことがある。それは、忘れたい悲しみと、忘れることのできない悲しみがあるということである。

  
  
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★ JAL123便 フラッシュ(音が出ます)
★ 御巣鷹の尾根近くで灯籠流し、御嶽山の遺族も参加(TBS NEWS・2015/8/11)

小型機が墜落 東京・調布(2015.7.26)

 
 「空港」と「飛行場」の違いをご存じだろうか。空港は旅客や貨物の運送を行う飛行場のことであり、飛行場はそれよりも公共性の低いところをいうそうだ。
 
 東京・調布市には「味の素スタジアム」があり、スポーツやコンサートに使われているが、ここに隣接する形で「調布飛行場」が存在する。定期航空路として、伊豆諸島の大島、新島、神津島、三宅島に行くことができる。周辺は調布市、三鷹市の住宅街が密集しているが、この住宅街に同飛行場から離陸した小型飛行機が墜落した。
 
 26日午前11時ごろ、調布市富士見町に5人乗りの小型飛行機が墜落し、民家や車に直撃した。この事故で乗員2人と民家の住民の計3人が亡くなった。3人の乗員と住民5人がケガをした。警視庁捜査1課と調布署は業務上過失致死傷容疑で飛行機の運航会社を捜索、国土交通省も係員を派遣して事故の原因を調べる。
 
 民家が建ち並ぶ場所に隣接する空港や飛行場は全国にあるが、これまで調布飛行場が騒音等の問題が大きくなったことを耳にしたことがない。東京で騒音といえば、羽田空港や米軍横田基地である。騒音もさることながら、地域住民にとって不安なことはこうした航空機事故である。事故原因の究明が急がれるが、何の落ち度もなかった方たちが亡くなってしまったことは非常に胸が痛む。
 
 今年は「日本航空123便墜落事故」が発生して30年となる。この時の事故原因は修理ミスと推定されている。ミスには庇うことのできるミスと庇いきれないミスがある。そもそもミスなどという言葉で済ますことができないことがある。安全第一、品質第二、生産第三という言葉は、運輸業界のみならず誰しも肝に銘じなければいけない。さもなくば、被害者を作る可能性があるということを認識する必要がある。
  
  
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★ 調布飛行場(東京都港湾局)
★ 航空豆知識『空港と飛行場の違い』Alpha Aviation・2014/5/3