「絶壁犬」、全国から引き取り希望の声
徳島市の眉山(びざん)ふもとの急斜面に犬が迷い込み動けなくなった。徳島市消防局はレスキューを出動させ見事救出に成功した。この毎日新聞の写真は、レスキューの手から逃れようとする犬の決定的瞬間を撮ったものだと感心する。
しかし猫ならともかく、犬がどうやってこのような斜面に迷い込んだのかは不思議でならない。この生後数ヶ月の雑種には首輪もなく、飼い犬ではないようだ。この救出された犬について全国から「引き取りたい」との申し出が相次いでいるという。本当の意味で救われたワンちゃんかもしれない。
ただ、全国には不幸にも捕獲されてその最期の運命を待っている犬猫などが多数いる。徳島の絶壁犬を救う前に、地元の動物愛護センターに問い合わせをしてみたらいかがだろうか。絶壁犬も野良犬になりかけていたかもしれない、そう思うと人間の手によって生まれた不幸な命かもしれない。
環境省の統計で、年間数十万匹の犬猫が処理される現実を知っておく必要がある。
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★ 絶壁犬:レスキュー隊員が無事救出 徳島・加茂名(毎日新聞・06/11/22)
★ 迷い犬・猫等について(徳島県動物愛護管理センター)
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