死刑になる夢を見た
嫌な夢を見た。たくさんの友人知人と一緒に連れてこられた場所は、広くて薄暗い、冷たい部屋。友人たちも自分もなぜか灰色のバスローブのようなものを着せられており裸足である。至る所で列ができており、あきらめ顔で微笑んでいる者もいれば、シクシクと泣いている者もいる。
友人の誰かが泣いている女性を慰めている。「仕方ないよ。みんな同じ運命なんだから泣いちゃだめだよ」。どうやら自分を含めたここにいる全員はこれから死刑になるようである。その絞首の順番を待っているのである。
自分も前にいる友人の女性に握手を求めた。すると女性は「今じゃなくてもいいじゃん。どうせまたあの世で会えるんだから」と微笑んだ。
どこかで誰かが叫ぶ。
「みんな、また会おうな!」
どこかでまた誰かがシクシク泣いている。
すると、私は腕を引っ張られて列から外され、3人ほどが並んでいる列の最後に並ばされた。もう絞首台が見えている。絞首台への階段は13だと聞いたことがあるが、ここは3段しかない。みんなの前で死ぬのか。
1人が首にロープを巻き付けて、ふっと消えた。
目の前の男性も、ふっと消えた。
次は私の番である。情けないことだが、階段を上ろうとしたときに急に命が惜しくなった。
それでも階段を上がり、「みんなさよなら」と言った瞬間に、目が覚めた。
人間誰しもいつかお迎えが来るわけだが、死と対峙するときはこんな心境になるのであろうか。それにしても何でこんな夢を見たのだろう。夢占いで調べてみると、
過去の自分との決別を示します。心の中にある後悔や未練などを一掃したいという思いがあるのかもしれません。古い考えやこだわり・苦い思いを捨て去り、非を認め反省したなら新しい自分として一歩を踏み出しなさいというメッセージなのでしょう。過去や古い傷・嫌な自分をばっさり断ち切るというよい意味合いを持つ夢です。
夢には2つある。寝るときに見る夢と将来の目標となる夢だ。そしてこの2つには共通点がある。どちらも忙しい日常に飲まれて忘れてしまうということだ。過去を反省して断ち切ったら、将来を夢見ていきたい。過去に生きるのではなく、未来に生きたい。
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