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タッチパネルが流行るのか ~iPhone発売~

pioneer
 iPhoneの発売が現実的になったときに、思い出した携帯電話があった。ソフトバンクモバイルの前のボーダフォンの前の、J-PHONEの前の、東京デジタルホン時代にパイオニアが作った携帯電話(’97年・画像参照)がそれである。
 
 これが出たときは衝撃的であり、欲しくて欲しくてたまらなかった。しかしこの携帯、話題になったのは発売当初だけで、それほどブームにはならなかった。全面タッチパネルによる誤作動、バッテリの消耗などがネックだったような気がするが、記憶が曖昧なのでご容赦ください。少なくとも、今ほど多機能な携帯電話の時代ではなかったゆえ、全面タッチパネルにする必要がなかったと思われる。
 
 iPhoneのタッチパネルの利点というのは何といっても画面が大きく使えることである。電話やメールで番号・文字を打ち込むときにはボタンが表示され、それを押して機能させる。それ以外は純粋に画像や動画を大きな画面で見ることが出来る。ネットブラウジングも快適であろう。
 
 充電関係が心配だ。iPodを持っていたとき、USBケーブルでMacとつないで充電したときに「充電済み」と表示されて安心していたら、翌朝に充電されていなかったというケースがよくあった。これは電源コードで直接充電することで回避した。
 
 そしてバッテリの残りをいつも気にする私は、iPhoneの駆動時間が大変気になる。待ち受け時間は300時間、他の携帯と比べるとやや少なめである。そしてネットやメール、通話をするとなればこれより短くはなる。
 
 例えば1日2時間、ネット通信やメール送受信を行えば、待ち受け時間の残りは180時間、音楽を1時間聴けば残りの待ち受け時間は120時間ほどだ。十分な気もするが、実際の操作は全面タッチパネルの表示に依存することになり、電源を入れた状態で移動すれば、さらに待ち受け時間は減ることであろう。感覚的にはフル充電で丸1日持ちそうなのでOKといったところか。
 
 iPhoneは日本向けに特別な配慮をして生産されていない。日本の携帯で当たり前のワンセグやおサイフケータイの機能はない。逆に言うと、本来のケータイの姿をシンプル且つスマートにさせたとも言える。アップルがiPhoneの発売と同時に開始したmobile me(旧:.mac)のサービス開始により、iPhoneとPC及びMacとの連携が楽しみになる。これまでケータイとシンクロさせるのが難しかったMACユーザーにとっては楽しみな端末であろう。
 
  
☆ もし、世界の終わりが明日だとしても、私は今日、林檎の種を蒔くだろう。(ゲオルギー)
 
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★ iPhone仕様(アップル・ホームページ)★ MobileMe(アップル・ホームページ)★ 東京デジタルホンが携帯電話単体で電子メールのやりとりができるサービスを発表(internet watch)
 

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