日本兵の遺骨が見せ物に

 阪神大震災の時、混乱している現場に”見学ツアー”を企画した会社があり非難が殺到したことがあった。勿論理由は「被災地を見せ物にするとは何事だ」である。
 
 ところで、ミクロネシア・チューク州で、日本兵の遺骨が見せ物になっている事実が明らかになった。現場はダイビンクの地として名所になっているところ。欧米のダイバーがガイドをし、チップを得ているとのことである。
 
 昭和19年2月に米軍の空襲を受けた日本艦船43隻が沈没、日本政府が遺骨の一部を引き上げたが、多くは船中に残ったままであるという。ミクロネシアでは、沈船を観光資源と考えているため、遺骨の引き上げには難色を示しているという。
 
 厚生労働省は現地での遺骨収集について終結宣言をしているという。しかし、国のために闘った人の遺骨が引き揚げられることなく、見せ物になっている事実を早急に対応する必要があるだろう。人間の尊厳を踏みにじる行為が横行しているとはなんとも民度の低い行為である。
 
 人はその魂が抜けてしまえばモノである。ただ、観光プレートの横に置かれた遺骨に指をさしてお金を取ることに躊躇はないのか。生きるということは、自分が生きるために生きるのみならず、亡くなった人を悼む気持ちを持つことは万国共通のはずである。
 
 
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★ 日本兵遺骨が見世物に トラック環礁(産経新聞・07/9/15)
 
 

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