ビクター製VHS IEEEマイルストーン認定
我が家に初めて来たVHSデッキがビクター製であった。予約録画ができ、かつ何度も観ることが出来るという、今では当たり前のことがとても新鮮で番組を録画することがとても楽しかった。
文字通り、テープがすり切れるまで何度も観た。レンタルビデオもなかった時代。最近のデジタルAV分野の技術は日進月歩。昔はそれに追いついていたが、今では速すぎて取り残されそうである。
IEEE(電気電子技術者学会)が、ビクターのVHSビデオが電子技術分野に貢献したとして「IEEEマイルストーン」に認定した。1976年に発売となったビクター製初代デッキは今年で30年になるのだそうだ。
記憶に残すことができるのも、こうした製品の活躍のおかげである。昔録画しておいたものは全てDVDにダビングし直して、我が家ではお役ご免になった。でも、DVDに残っている当時の粗い画像がVHSの業績を思い出させてくれる。
人の功績はたたえられても、物の功績がそれをされることは少ない。テープを巻き戻すのも、早送りするのも、一時停止するのも、時間がかかっても、楽しい時を提供してくれた国民栄誉賞ものである。
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★ 30周年のビクターVHSビデオが「IEEEマイルストーン」に(ITmedia・06/10/11)
★ 日本ビクター株式会社
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