日本になじめない外国人
大学で日本語ボランティアをしている。先日その留学生たちと飲んだ。
ナンパが好きだと周りからからかわれているイタリア人男子留学生に、
「日本で彼女を作らないの?せっかくだから作ったらいいのに」
と聞いたが、その男性は、
「もう日本には半年ほどしかいないので」との答えだった。うーん、真面目だなぁ。そんな彼は持田香織が好きなのだそうだ。
授業中に宇多田ヒカルの「First Love」を披露してくれた台湾人女子留学生。
「歌が上手いね。台湾には日本の文化が入ってきているんでしょう?」
と聞くと、
「いっぱい入ってきています。カラオケはOK(『オケ』から)と呼ばれています」
とのことだった。小柄で可愛い彼女は「日本でよくナンパされる。新宿は怖い」という。特に「色が黒い人(ホストを意味していると思われる)が怖い」というから、絶対に付いていかないで、とアドバイス。
その後、カラオケに。洋楽ばかり歌うので、私も負けじと選曲。
♪ What a feeling
♪ I like Chopin
♪ Sk8er boi
♪ Have a nice day
♪ Kokomo
みんなノってくれて嬉しかった。そして退出時間の午前5時。彼らは気にせずドンドン選曲。しかし、不慣れな国でのストレスがあるのか、絶叫しノリノリの彼等を見ていたら、「Time is up」(時間切れ)とは言えなかった。
言葉の壁で苦労している外国人も多いと思う。自治体によっては無料で日本語講座を開いているところもある。外国人がなじめるような環境を整えるべきであるし、また来日する外国人も日本はどういう国かを調べてくるべきである。
なじめない部分にだけは同情するが、滋賀の事件も広島の事件も闇に葬られる必要のない子供が犠牲になった。こうした心理は絶対に理解しない。許さない。
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