五千円札の手触り改善要請 財務省ら決定 物の価値

 
 物の価値というのは人によって違う。ネットオークションを見ていると、自分に興味関心がないものに入札があるのを見て驚く。かつて、外付けのCDドライブを出品した。箱なし、取説なし、ドライバーソフトなし、という悪条件だったにもかかわらず落札していただいた。ニッチ(隙間)な嗜好というのは大きな可能性を秘めているのだと感じた。
 
 そうした小さな市場ではなく、世界共通の価値あるものがお金である。お金は額面の価値に心が躍るが、時にそれ以上の価値を含むであろう。誰かにお小遣いとしてあげる相手にとって見える価値もあれば、飲食をおごるときに発生する見えない価値もある。将来、大きくなって返ってくる可能性もあるが、返ってこない場合もある。
 
 財務省と日銀などは視覚障害者がお札を識別しやすくするため、五千円の手触りの変更を決めた。偽造防止のホログラムの大きさと形を変えて一万円と区別できるようにする。改善を求める声が視覚障害側からあがっていた。
 
 お金は大事なものだと思いながらも、手触りまで感じたことはなかった。おサイフ携帯やクレジットカードの普及で見えるお金の流通が減っている昨今に、重い価値を求める声もあったのだ。
 
 価値があるかどうかは人に依る。財布の中のお金はどれくらいの価値を作り出してくれるのだろう。ちなみに、一万円札一枚の原価は20円なのだという。20円の紙に一万円の価値があるのだけれども、どうみても20円とは思えない一万円札である。
 
 
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★ 5000円札:手触り感を改善 視覚障害者の要望で(毎日新聞・13/4/26)
 
 

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