死刑執行までの期間 法改正は必要?

 死刑執行に携わる刑務官は複数人いる。執行間際には死刑囚が暴れることも多いという。それを押さえながら頭に袋をかぶせ、首に縄をかける。するとほどなく、死刑囚が立っている床が開き吊り下がる仕組みになっている。
 
 床を開ける”執行ボタン”を押す刑務官は数人。誰が押したか分からないようになっているという。この”執行手当”は1回につき1人3万円だそうで、多くの刑務官はその日のうちに飲んで使ってしまうのだとか。
 
 鳩山邦夫法相は、死刑判決確定から執行命令までの期間が6ヶ月以内となっていることに、「半年という規定が実態に合わずあまりに短かすぎるなら、若干伸ばすという方法もあるかもしれない」と、法改正の可能性を述べた。
 
 少々おかしいと思う。平成に入ってから死刑は「法相の個人的思想」などで激減した。裁判所が判決で死刑を出しているのである。それを粛々と死刑執行署に署名しないというのは、法の最高責任者の怠慢だ。判決から執行命令までの期間が6ヶ月となっているのは、冤罪などが判明したときの最後の救出手段が残されているからだ。それだけ法相の死刑執行署名というのは重みがある。
 
 個人の思想など介入してはならない。精査された判決を、法の最高責任者が個人的な理由で死刑を先延ばしにしてはならないのだ。死刑囚は最期の時まで通常の日常を塀の中で過ごす。風呂にも入り、日記をつけ、執行前には朝食もとる。人間の尊厳を大切にするからこそ、当たり前の日常を送らせる。法相が執行命令に署名しないというのは、そういった人間の尊厳を軽視してはいないだろうか。100人近い死刑囚が塀の中でその時を待っている。
 
 
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★ 死刑執行までの期間 法改正も 鳩山法相(産経新聞・07/10/24)
 
 

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