青い看護服の”学生さん” Kさんに逢いたい。
ブログを書き続けて5年半ほどになる。これほど続いたのはもともと書くことが好きであったことが大きいが、それに加えて気になる情報がうまい具合にリンクすることが多いのだ。
例えば、何となく「志村けん」について考えていると、毎日新聞が志村氏にインタビューしている記事に出会ったり、「夏木マリ」のことを考えていると、今日のオリコンの記事に夏木マリさんが出ているのだ。では、なぜ夏木マリさんのことを考えているのかというと、夏木マリさんにそっくりで美人の看護婦さん見習いの女性のことを思い出していたからだ。
数年前に入院したとき、病棟には青い服を着た看護師見習いの男女がいた。白衣の看護師ではないので医療行為はできないが、雑務は彼らが担当する。この彼らの働きで看護師さんは助かっている部分もあるだろう。青い見習いさん達は看護学校に行っていることから「学生さん」と呼ばれていた。その中で特に印象に残った”夏木マリ似”の美人学生がKさんだった。
当時、タバコを吸っていた私は喫煙所を社交場としていた。多くの患者さんがいたが、そこは学生さんも看護師さんも滅多に立ち入ることはない場所だった。しかし夜勤明けのKさんだけは違った。小柄で華奢(きゃしゃ)な彼女は私の目の前にちょこんと座り、こちらをみてニコニコしている。必ず私の前で座るのだ。
「夜勤明けですか?」
「はい、そうです」
「疲れているでしょう?」
「いえ、大丈夫ですよ」
この程度の他愛のない会話だが、Kさんの勤務日が実に待ち遠しかった。もう一つおまけにいうと、Kさんのお姉さんも同じ場所で働いていた。でも、私は断然Kさんが気に入ってしまった。交換したかったが、メールなどの個人情報のやりとりはできない。私の退院が近づいていることを知っていたのだろう。最後の日、Kさんは立ち去るときに”バイバイ”と手を振ってくれた。
ところで、オリコンの記事に夏木マリさんが出ていたのは「婚活なんてナシだと思う。なんで活動しなくちゃならないの?」と怒っているという内容だ。
最近は男女も忙しくなり、なかなか出会うきっかけがないかもしれない。いや、正確に言うと、出会っているのだが、ものにしようとする行動力が欠落しているのだ。これも、今日友人とツイッターでやりとりしていた内容とリンクする。メールやmixiのようなSNSで交流は増えているかのように感じるが、生身の人間への”第一歩”が足りないのだ。当たって砕けて恋愛はなんぼである。
話を戻すと、ブログを書くときの情報のリンクと同様に、昔からこういうちょっとしたドキドキ感に恵まれている方だと思う。だから私は、もし街でKさんに会うことがあったらアタックします。彼女の服の色なんてどうでもいい。だからもう一度、Kさんに逢いたい。そうしたら、当たって砕けます。
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★ 夏木マリが昨今の”婚活”ブームをばっさり!「なんで活動しなきゃいけないの?」(オリコンランキング・10/5/10)
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