3つの死

 
 東京の慶應大学付属病院で訃報が相次いだ。
 
 1つは、松岡農水大臣が赤坂の議員宿舎で首をつり自殺を図った。同病院に搬送されたが、28日午後2時に死亡が確認された。
 
 農相はいわゆる「何とか還元水」問題など、「金との癒着」が立て続けに取りざたされ、国民に不信感を抱かせた。現職大臣の自殺は例がない。この問題の時に安倍総理が辞めさせておけばこんな事にはならなかっただろう。対応が遅すぎる事態となった。
 
 2つ目の訃報は、ZARDのボーカル、坂井泉水さんが40歳の若さでなくなっていることが分かった。子宮頸ガンの治療を受けていたが、日課としている散歩のコースである、同病院内のスロープから転落した。自殺の可能性もあるという。90年代からスタートした魅惑のボーカリストの突然の死にファンは動揺を隠せないでいる。
 
 3つ目は、こうした訃報に触れた家族や関係者、そしてファンの人たちの心が殺された。現職大臣、現役で活躍しているアーティストの死、あまりにも突然の知らせに茫然自失となった人たちが多い。魂がもぎ取られたことだろう。
 
 大物になるということは、孤独になることである。一般の感覚では理解できないところまで上り詰めることができるのは、そうした孤独に耐えられる者だ。大物ゆえの苦渋の決断なのかも知れない。
 
 自殺は生きる上での選択肢にならない。死は自分で選んではいけないのだ。生まれることと同様、死は自分以外の運命にそれを託さなければならない。両氏とも自然死でないことが非常に残念だ。
 
 ご冥福をお祈りします。
 
 
☆ ツライけど、人はね、神様が許してくれるまで、何があっても生きなくちゃいけない(西原理恵子)
 
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★ ニュース特集:松岡農相自殺(産経新聞)
★ 坂井さん死去、突然の悲報にファン沈痛(読売新聞・07/5/28)
 
 

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3つの死」への4件のフィードバック

  • 2007-05-29 @ 10:39 PM
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    泉水ちゃん(と高校の時呼んでました…)も孤独だったのかなぁ…
    ほんとにビックリしました。
    時間が経つとビックリからショックに変わり、
    いろんなテレビでこの事が取り上げられるのを見るのが辛いです。。。

    返信
  • 2007-05-30 @ 12:07 AM
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    >piyokoさん
    本当にビックリからショックになりました。
    年が近いだけに本当に残念です。
    人生これからなのに。ZARDは永遠に手元に残ることでしょう。

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  • 2007-05-30 @ 5:14 PM
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    何があっても自分で命を絶っちゃぁいけませんね。
    天命以外の死は、周りの人々に辛い思いをさせます。
    自分を愛してくれる人、応援してくれる人々のことを考えられる心境になってなかったということは、まだ天に召されるべく時期では無かったんだと思いますよ。
    しぬ気になれば 何でも出来る!(猪木風に)

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  • 2007-05-30 @ 11:20 PM
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    >kotton33さん
    そのとおりです。周りの人はさぞかし辛い思いをされていると思います。
    死ぬ気になれば、なんでもできるというのは正論ですね。
    死は自らが選択しちゃいけなくて、神様に任せましょう。
    私たちはひたすら生きる道を突き進むだけですから。
    猪木風にいえなくて、ごめんなさい。

    返信

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