ごめんなさいを言わない大人
ミスをしたら謝るべきである。
牛肉問題では、米国の業者も農務省の検査官も取り除くはずの牛肉部位を日本に輸出させた。食に敏感な日本人を欺く行為である。あれだけ牛肉問題が叫ばれていたのに、「知らなかった」では済まされない。
センター試験ではリスニングで配布されたICプレーヤーの一部が不具合を起こした。足下の悪い中で会場に向かった受験生はぐったりお疲れのことだろう。しかしセンター試験担当者は謝らなかった。TOEICや英検のリスニングではこんな問題が起きない。わざわざ金のかかるICプレーヤーの導入が不思議でならない。
ライブドアの社長が逮捕された。東京地検特捜部がわざわざ動いているのだから、もう逃れようがないことだろう。数ヶ月前から入念な裏付け捜査をしていたことだろうし、日本の捜査当局はクロ前提の逮捕状執行である。この会社が残る道はただ一つ。不慣れだろうが、買収「されて」生き延びるしかないということだ。
ミスをしたら、謝る。大人になると、子供の頃に習ったはずのことも、将来の夢を語ったこともあるであろう少年たちは、きれいな看板の作り方を知るが、その看板がどれだけ人目に触れているかを考えないまま、きれいでない大人になることもある。
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