成蹊大院生が暴行未遂 群馬では女子大生の防犯隊発足(2009.7.9)

 大学生の事件がまた続く。雑居ビルで女性に乱暴しようとしたとして、警視庁武蔵野署は、東京都町田市、成蹊大学大学院生の男の容疑者(30)を強姦未遂の容疑で逮捕した。「合意の上だった」と容疑を否認しているという。
 
 同容疑者は5月18日の午後、武蔵野市吉祥寺本町の雑居ビル3階のエレベーターホールで、20代の女性に乱暴しようとした疑い。4階のアニメショップで女性の尻を触り、手を引いて3階まで行き、乱暴しようとしたが、女性が抵抗したため逃走した。同署によると、6月28日には同市内の別の店で痴漢をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で同容疑者を逮捕していた。
 
 加害者が大学生のみならず、性犯罪が頻発している。昔から女子校周辺では変質者が出没することが多く、女子大学などの近隣に住む女性限定のアパートなどでは変質者の目撃情報が絶えない。こうした状況に憂慮した女子大生が立ち上がった。
 
 群馬県玉村町にある県立女子大学の学生が「女子大パトロールの会」を結成し、8日に出発式を行った。県警から認定を受けた正式な自主防犯団体で、県警によると学生による組織は全国初。
 
 県内唯一の女子大である同大周辺では、つきまといやアパートの駐車場に不審車が止まるなどの訴えが続出、青色の防犯灯を増設するなど、町や県警も対策は取っているが、十分な効果を上げることができないでいる。昨年1年間で学生から大学に寄せられた被害報告は26件だったが、相談してこない学生も多くいると見られている。
 
 パトロール隊の結成について「女子学生が活動するのは逆に危険ではないか」「勉強するために学校に来ているのに、なぜパトロールをしなければいけないの」などの否定的な意見もあったという。しかし同会の代表で、同大国際コミュニケーション学部3年の蒲沢友里さん(21)は「被害があまりに多く、このまま漠然と不安な日々を送るわけにはいかない」と結成を決めた。
 
 県公安委員会の許可を得たことで「青色灯」のついたパトカーを配備できた。今後は大学周辺や最寄り駅などを随時見回る。同町生活環境安全課では「学生が自らパトロールする姿を見て、『地域の安全を自分たちで守る』という意識が他の町民にも広がれば」と期待を寄せている。
 
 犯罪を誘発しやすい環境と誘発しにくい環境というのがある。それはその町に住んでいる人の意識が町の空気を変えることに左右される。こうしたボランティアの取り組みが成果を上げることになるであろうが、「女子大パトロール」のみなさん、くれぐれもお気をつけください。
 
 ちなみに冒頭の事件の起きた武蔵野市でも、青色灯のついたパトカーが巡回している。武蔵野市は吉祥寺、三鷹駅北口、武蔵境と、繁華街を多く抱えている。防犯意識の高まりが犯罪を未然に防ぐことになるであろう。女性の皆さん、帰宅したらカギをかけていますか?
 
  
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