企業が求める英語とはなんであるか

 近年、職場で英語を使わざるを得ない人が増えているという。最初は英語に無縁だった職場も、海外進出などで英語が不可欠となった。メールのやりとりは英語、出張は英語、テレビ会議も英語である。大学で英語を集中的に学んできた人ならともかく、そうでない人にとっては苦戦が続いているようだ。
 
 総じて日本人は潔癖で、完璧主義であることから、a、an、theといった冠詞の有無や、前置詞がin、on、by、with、何であろうかと迷ってしまい、なかなか英語が口から出てこないことが多いというのだ。
 
 確かに間違えたら恥ずかしい、そんな思い出はある。高校で英会話部のようなところに所属していたとき、ボランティアで来ていた女性講師の質問にしどろもどろであった。高校の下校途中、英文法の授業の先生と電車内で一緒になったことがある。「Nono、おまえは英語ができるほうなんだから、文法をもっと磨いて恥ずかしからずに発音をしなさい」と言われたのを覚えている。
 
 本日放送された「クローズアップ現代」では、「ジャパニーズイングリッシュでも、自分の意見をはっきり言うことが求められている」としていた。その中で重要なことは、大切な中味は何かをしっかり言えることであり、根本は「国語」にあるという。日本語で主張できないことが英語でできるわけがない。
 
 日本語で分からない言葉を他の言葉で言い換える技術というのは英語にも通じる。番組の中である企業が英語研修をしていた。講師が「この飲み物は冷めません」を英語にしようとすると、「冷める(=get cold)」が分からないために、誰もが躊躇してしまう。ならば「冷めない」を別の言い方にすればよいのだ。研修を受けていた社員は、”This drink stays hot.”と答えていた。これならば意味は通じる。
 
 英語も語彙やイディオムが豊富なのは言うまでもない。しかし大事なことは伝えようとする熱意である。日本語で人と話すときに、相手に思いが上手く通じないことがある。そこで諦める人と諦めない人の違いが外国語を学ぶ上でも如実に差が現れるのだろう。
 
 新年度を迎えて、新しいことに挑戦しようとする人は多いと思う。この季節はそんな熱意を後押ししてくれるが、1ヶ月ほどすると「魔のゴールデンウィーク」が待っている。多くはこの時期を境にして挫折してしまう。初心忘るべからずという言葉は、新年度にふさわしい言葉であるが、用意周到な人というのは、恐らく昨年から始めているに違いない。
 
 
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