7人搭乗の埼玉県防災ヘリ墜落 遭難救助中に 2人生存5人死亡 埼玉・秩父市(2010.7.25)

 25日午前11時過ぎ、埼玉県秩父市大滝の山中で県防災ヘリ「あらかわ1号」が墜落したとの情報が県消防防災課に入った。搭乗者7人のうち2人が生存、5人が死亡した。
 
 埼玉県警秩父署によると、墜落現場は同市大滝の国道140号雁坂(かりさか)トンネル付近の山中。埼玉県警のヘリがあらかわ1号に続いて現場に向かう途中、墜落しているのを発見した。あらかわ1号は、9人の登山パーティのうち滝つぼに落ちた女性(55)を、山梨県警からの救助要請に基づいて現場に向かっていた。
 
 ヘリには運行を委託された本田航空(埼玉県)の機長と副操縦士、県航空隊員3人と秩父消防本部の消防隊員2人の計7人が乗っていた。現場周辺では木々がなぎ倒されており、墜落したヘリから煙は出ているが炎上はしていない。県警と自衛隊とで救出活動が行われている。
 
 熊谷地方気象台によると、事故当時の秩父市内は晴れており、北西2メートルの風が吹いていた。午前中には大雨・洪水・雷注意報が発令されていたが、事故当時にそうした状況は確認されていなかった。そのため、現場に向かったヘリの機長から天候を不安視する報告はなかった。
 
 あらかわ1号は06年5月23日に県の防災ヘリとして導入された。今回のような救助活動の他に、自動体外式除細動器(AED)や心電図などが搭載されたドクターヘリとしても運行されている。およそ7億円の機体費用の他に最新鋭のカメラシステムなどの装備をがあり、暗闇でも視界を確保できるナイトビジョンゴーグルなどが搭載されており機動力が期待されていた。(この段落参考=読売新聞・06/5/23)
 
 
★ 墜落の岐阜県防災ヘリ「実績ない」県警の反対押し切る(本ブログ・09/9/19)
★ 昨今の事故にみる「山岳警備隊」の存在(本ブログ・09/9/23)
 
★ 遭難救助の埼玉県防災ヘリが墜落、5人死亡 秩父(朝日新聞・10/7/25)
★ 防災ヘリ墜落、5人死亡確認…2人は生存(読売新聞・10/7/25)
★ 【ヘリ墜落】静かな休日一変、騒然 県防災航空センター担当者、対応に追われる(産経新聞・10/7/25)
★ 7人搭乗の防災ヘリ墜落=県が2人の生存確認-山岳救助中に、埼玉・秩父(時事通信・10/7/25)
 
 

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