言葉のリサイクル

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七色の虹は万能色

 
 北海道帯広市で虹が横一直線の状態で見える「環水平アーク」という現象が見られたそうだ。環水平アークは、高度一万メートル付近にできた氷の結晶に太陽の光が屈折して起きる現象だという。
 
 ところで虹というのは七色ということになっている。松田聖子の「ガラスのプリズム」に出てくる歌詞が色を憶えさせる。「赤橙黄緑青藍紫」(せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し)である。アメリカでは藍色(indigo)の無い六色と認識されている。考え方は国によって違って面白い。
 
 冷静に考えれば、七色のそれぞれの色の間には無数の色が段階的変化をしていると推測できるが、虹と認識するには七色くらいがちょうどよい。七という数字はラッキーセブンもあり憶えやすい。
 
 駐車場の横を通りかかると「空あり」と書いてあり、反射的に空を見てしまった。薄曇りであり、今にも泣き出しそうな空。一年を通して空を見上げて一喜一憂するのはどれくらいあるのだろう。
 
 一年は十二ヶ月あるが、そこから七を引くと残りは五になる。今年は五月であり、残りの七ヶ月が幸運だけの月になればよい。
 
 泣き出しそうな空が、勤勉な人たちの聖なる汗であれ。泣き出しそうな空が、うれし涙の空であれ。落ちる雫が枯れ果てた大地に恵みとなれ。空に架かる虹が、一人ひとりの色に輝け。
 
 
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★ 硝子のプリズム 松田聖子(goo音楽)
 
 

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