「相棒」Season8 始動、どうなる杉下・神戸のコンビ

 警察庁で警視だった神戸尊(かんべ・たける=及川光博)の特命係への左遷が決定した。「ちょっと待って下さい。何で私がその(特命係に行く)役目なのですか?」という問いに対し、小野田公顕(岸部一徳)は「あなたが優秀だからですよ。これが理由じゃご不満?」という。とまどいながらも特命係に”左遷”となった神戸の階級は警部補である。車の運転は荒く、Macを利用している。キャリアとして中央(警察庁)にいたためか、死体を見るとおびえる。
 
 及川光博が演ずる神戸尊を相棒に迎えた「相棒Season8」が始まった。初回は2時間スペシャルである。
 
 成田空港に到着した杉下右京(水谷豊)は神戸の迎えを受けて帰路につく。東京に向かう途中の千葉県内の高速道路で「警視庁」の白バイが乗用車を止めているところを見つける。不審に思った杉下と神戸は白バイを追尾するが見失ってしまう。
 
 警視庁に戻った2人は、杉下が覚えていた白バイと乗用車のナンバーを照会するが、白バイの該当車両はなかった。そして乗用車の該当車宅に向かう。そこで死体を発見し、殺人事件として捜査が始まる。
 「もしもし神戸です」
 
 「分かっています」
 「いま、どちらに?」
 「言いたくありません。君に注意されたくないですから」
 
 杉下と神戸、どちらもエリートである。法律に対して杓子定規で官僚主義的判断をする神戸と、法律に対して対峙する杉下の違い。法律に対峙するというのは、法律を守らないものに対して向き合う姿勢を崩さないということである。杉下は法を犯したものには絶対に背を向けないのである。そのために、暴走することもある。
 
 法律書というのは難解な言葉が並んでおり、それを熟知したものが法を運用しなければならない。しかし「行間を読む」ということは、法律書にも存在するはずである。それは法律書の中にではなく、法律を守る側には必ずあるのだ。その守る側に行間が読めなくなっては、平和は守れない。
 
 この世に”相棒”が成立するとしたら、善と善、悪と悪であり、”善悪”は相容れない。ただしその”悪”が”善”になったとき、法律を運用するものはそれを見極めるための「行間を読む」力が必要になるのである。これは法曹関係者や警察官などの司法職員だけの話ではない。法治国家に生きる者全てに当てはまることを忘れてはならない。
 
 最も身近である法の番人が警察官である。杉下右京と神戸尊のコンビが、事件の加害者と被害者にどう接していくのか、そして単なるコンビで終わるか、”相棒”になりうるのか楽しみだ。
 
 
☆ 僕は争い事が嫌いなほうです。しかし売られたケンカは買いますよ。そして必ず、勝ちます。(杉下右京「相棒」)
 
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★ 相棒Season8 (テレビ朝日)
 
 

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