即席めんの創始者死去
日清食品の創始者である安藤百福さんは紆余曲折を経て、カップヌードルを世界に誇るメイドインジャパンの1つにまでした。力説していたことは「商品はあくまでオリジナルでなければ成功しない。他人がやっているからでは決して成功しない」ということだった。
人と違ったことをする人が成功するには、人の10歩先まで読む先見性が求められる。真似から始めたとしても、それをたたき台にして着眼点を変えれば、そして難題に直面してもすぐに成果は出なくても、続けることが一番大事なのだろう。
とかく早くに結果を求めがちなせっかちな世の中であるが、ワンパターンも続けていればポリシーになる。変化の激しい現世を生きて行くには、自分というワンパターンを大切にするところから始まるのかもしれない。
スペースシャトルに持ち込まれた機内食となり、災害の現場では重宝された即席めん。お湯をかけてすぐに食べられるというアイディアは、じっくり時間をかけて煮込まれ、ワンパターンという言葉が失礼なくらいに、大きな発明を後世に残したのである。
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★ <訃報>安藤百福さん 飢えからの解放決意…破産乗り越え(毎日新聞・07/1/6)
★ 世界に広がった特許ラーメン(本ブログ・05/5/26)
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