恋愛する少年少女

 新聞を読んでいて懐かしいコーナーと再会した。10代の少年少女が悩みを投稿し、それに対しての意見が翌週にフィードバックされるというもの。答えを返してくれるのは同じ世代の少年少女たち。
 
 多くは恋愛の悩みである。
「告白したいけど勇気がない」
に対して、
「言わないと損をするからしたほうがいいよ」
という同年代のアドバイスが返ってくる。
 
 若かった当時、このページが楽しみだった。双方向のやりとりは、紙上でしかなかった時間のかかった時代。答えが返ってくるまでに1週間もかかっていた。それでも、ハガキに思いを託して投稿するというのは、その真摯な態度が伝わってくる。
 
 このコーナーが今でも存在するということは、ネットの環境の有無ではなくむしろ、こうした真剣な文字情報と向き合っている姿勢を大事にしている新聞社、そして読者の支持があるからであろう。
 
 それにしても、今の若い世代は恋愛経験が豊富のようだ。私の時代は手をつなぐことですら胸の鼓動が止まなかったものであるのに。
 
 恋愛を成就させるためにはまず土壌を用意し、種を蒔き、水を毎日与え、開花させるのである。コンクリートには種はまけない。
 
 しかし、アスファルトのすき間から力強く伸びる雑草もある。きれいな恋愛は色の付いた花だけではなく、力強く地味なものなのかもしれない。
  
 
☆ あなたは言葉で語るのね。私は感情で見つめているのに 。(ジャン・リュック・ゴダール )
 
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★ 悩みのち晴れ~お悩み相談室~(YOMIURI ONLINE・06/3/24)
 
 
 

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