記念撮影で解雇処分の元副操縦士を地上職で再雇用 スカイマーク社

 2010年3月に、操縦室内で客室乗務員を呼び記念撮影をしたとして諭旨解雇処分された元副操縦士が約3ヵ月後に地上職員として再雇用されていたことが明らかになった。スカイマーク社は「採用試験をした上で雇った。今のところ操縦士にする予定はない」とコメントしている。
 
 元副操縦士は、昨年から今年3月にかけて、搭乗便操縦室内で、機長や客室乗務員をデジタルカメラで撮影し、インターネット上の会員制サイトで、撮影した写真を公開していた。同社は「航空法が定める操縦者の周囲の空域の見張り義務違反に当たる」として3月に諭旨解雇処分とし、写っていた機長や客室乗務員ら13人も減給や出勤停止などの処分とした。
 
 今年は単独の航空機事故史上最悪となった、日本航空123便墜落事故から25年という節目の年である。あの事故以降、国内線の大きな事故は起きていないが、あの事故について、そして安全管理について考えなくてならないのは日本航空だけではないことは明白である。
 
 にもかかわらず、こうした軽率な行動をとっているものがいるというのは、過去の事故から学ぼうとする気が全くないと思われても仕方がない。そうした者は本来、目の上のたんこぶのはずなのに、スカイマーク社はこの元副操縦士を採用した。問題を起こした者を問題であると考えていない会社なのである。
 
 過去から学ばなければそれでもいい。わかりやすい選択肢を示してくれたというだけのことである。
 
 
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★ スカイマーク:元副操縦士再雇用 操縦室で記念撮影し解雇(毎日新聞・10/7/17)
★ 操縦室で記念撮影パイロット、地上職で再雇用(読売新聞・10/7/17)
★ 採用情報(スカイマーク・エアラインズ)
★ ピースサイン操縦士の写真公開 国交相が激怒(SankeiBiz・10/3/12)
★ 操縦席で記念撮影 日本航空(本ブログ・07/3/12)
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