オリジナルでいられる自分を演出するジーンズ、どこまで下がる?

 激安ジーンズなんていうものが登場することになるとは思わなかったが、値段はともかくジーンズというのは身につけていて心地良いアイテムである。場所がジーパンを選ぶことがあっても、ジーパンは場所を選ばない。休みの日に友達と待ち合わせがあって、うっかり時間に遅れることがあるときでも、ベッドの近くのジーパンを乱暴に手に取り、左右の足を蹴るようにジーパンに通す。そして「速く走れ」と言わんばかりに猛ダッシュしても文句を言わないのがジーパンだ。
 
 そんなジーパンの価格はいったいどこまで下がるのだろう。アイシェアの調査では、ジーンズの価格が下がることについて、「とても賛成」(20.6%)と「どちらかというと賛成」(41.5%)を合わせると62.1%の支持がある。その理由は「安い方が消費者が助かる」「選択肢の幅が広がる」「ブランドジーンズの低価格も期待できる」とあった。今後、どこまで価格が下がるかについては「もう下がらない」(46.8%)、「500円台」(28.5%)、「600円台」(13.4%)となり、大半の人が現状より安くなることがないと見ている。
 
 こうした調査の一方で、年間5万本の「4万円ジーンズ」を売るカリスマ店員が大阪にいる。阪神百貨店3階の「ジーンズハウス」、中村延以子さん(38)だ。「確かに一時期に比べると売り上げは落ちていますが、格安ジーンズに押されて売り上げが減少、という実感はありません。ユニクロは敵ではない。むしろ陳列の仕方など勉強になることも多いのです」と語る。
 
 また、「自分をより魅力的に見せたい女性は、いくつものバリエションのジーンズを上手に組み合わせています。素材やデザイン、加工の多彩さを楽しむには、格安ジーンズでは難しいでしょう」と分析している。
 
 服装、とりわけそのシルエットを気にする女性ならではの考え方かもしれないが、冒頭のようなその日の状況に合わせてカジュアルでありながら、友達や異性と共有する時間をうまく演出する役割がジーンズなのだ。私もそんな高いものではないが、1万2千円で13年前に購入したジーパンを大事に持っている。いざという時にしか出動させないので、ずいぶんときれいな状態だ。
 
 見た目の質感で差をつけるなら、多少価格は高くてもブランドジーンズ。そして時を選ばせない気軽さが激安ジーンズにある。つまるところ、着用する人がどんな場面に自分を投影し、どんなジーパンを選ぶか決めることとなる。つまり、センスが自分とジーンズの色を染めていくことになるのだろう。あなた自身がドレスコードなのだ
 
 
☆ 自己愛が強い人にはライバルがいない(ベンジャミン・フランクリン)
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
 
★ 激安ジーンズの価格、どこまで下がると思いますか?(Business Media誠・09/11/9)
★ 「4万円ジーンズ」年5万本販売のなにわ妻(PRESIDENTロイター・09/11/7)
 
 
 

(Visited 28 times, 1 visits today)

オリジナルでいられる自分を演出するジーンズ、どこまで下がる?」への2件のフィードバック

  • 2009-11-14 @ 9:16 PM
    パーマリンク

    物の価値の判断は、持ち主の自己満足だと思います。
    安いものを購入できたと満足する人、高価なものをやっと購入できたと満足する人・・・人それぞれ、満足できれば良いのではないかなぁ、と思います。

    返信
    • 2009-11-14 @ 10:47 PM
      パーマリンク

      >カズミさん
       その通りですね。ジーンズもヴィンテージものは「すげー、かっこいい!」という反面、見方を変えればただ古いだけのジーパン。
       すなわち、流行を自分のものとして取り入れるのがファッションにはふさわしいのかと思います。

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA