腕時計をしない人が増えている「携帯があるから」変わる装飾品への意識

 
 社団法人日本時計協会によると、93年が2552万4千個、99年に1689万3千個、08年には731万6千個に激減しているという。これは腕時計の出荷数である。
 
 理由に挙がるダントツの1位は「携帯電話を持っているから不要」であるという。「ファッションとして持っていたが、今はしない人のほうが多いから」「海外に行くときだけ時差対策として腕時計をする」という声もある。
 
 前に「車に乗らない若者が増えた」という事について書いた。車は昔ステータスであったが、今はステータスのためにローンを組んでまで買う必要がないという意見や、電車のほうが時間が読めるという理由が多かった。その時間を読むのに、腕時計ではなく携帯電話で済ませている人が多いのだ。
 
 考えてみると、装飾品の類はあまり多くても困る。90年代にはあまりなかった携帯が今は必需品である。それを持ち歩くとなると、何かそれまであったものを排除しないと重たい。
 
 あまり高い時計を持っていないので、ステータスだと思ったことはないが、ファッションの一部であると思っている。20個ほどある時計の全てが動いてはいない。だが、出かけるときに数個のうちのどれをはめていこうかということを考える。
 
 服装や装飾品というのは、その人のセンスが出るものである。腕時計でもバッグでも珍しいデザインや色使いに目を奪われる。そしてなぜこの人はそれを選んだのかを考えるのが楽しい。
 
 時間を見るのにガサゴソカバンの中にある携帯を探すよりも、腕時計をすぐに見たほうがスマートだと思うのだが、こういう考えも古いのだろうか。ただ、財布のヒモも固い昨今、不必要なものが排除されるのは仕方ない。
 
 しかしこれでますます腕時計を持っていようという気になった。理由は他の人が持っていないからだ。以前、腕時計を外してモニタの前に置いておいた。すると女性がそれを見て「かわいい時計ですね」と言った。「これは『ソラ』という名前の時計なんです。色が空みたいで、シンプルで気に入っているんです」と答えた。腕時計は、小さな会話のきっかけを作る可能性のある小道具だ。
  
 
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