インターネットが犯罪ほう助
未成年が出会い系サイトで犯罪に巻き込まれることが珍しくなくなってしまったが、ネットを使った犯罪が止みそうにない。
名古屋市でなんら落ち度のない女性が拉致され、金を奪われた挙げ句に殺害された。犯人の男3人は犯罪者を募る「闇サイト」で知り合っただけで面識がなかった。
サイトは自由に発信できる分、誰がどんな情報を書き込んでいるかを把握するのが難しい。本ブログとて、犯罪を誘発するようなことを暗示することは可能だ。
「口座を1つ作れば1万円」などというパターンもあれば、「復讐代行します」というケースもある。しかしいずれも最初から闇サイトにその旨を表示しているわけではなく、「誰にでも簡単にできる仕事です!」と人を募っていることから、怪しいとは思ってもそれで直ちに取り締まることは難しい。
法整備が急務となる。法律は現状に合っていない場合が多いが、「求人サイト」もその詳細を明記することを義務付け、こうした闇サイトを積極的に通報できる窓口を設ける。サーバー管理者がサイトを監視することを義務付けることも考え、懲役刑を含んだ厳罰化を望みたい。
名古屋の事件はネットがなければ、わざわざ起きなかった事件だ。皆既月食があったが、地球が抱えている暗い影を映し出しているようにも思えた。
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★ 「不倫相手が覚せい剤」虚偽告訴で別れ話に報復の女ら逮捕(読売新聞・07/8/27)
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