節水で温暖化阻止
クールビズの認知度が高まったようだが、節電効果があったかというとそうでもないという内閣府の調査が出た。エアコンの温度設定も、高いわけでもないという。
電気を極力使わないように、という一方で「水」が温暖化防止のポイントでもあるという。水を利用するには、浄水場で処理をし、水をくみ上げ、下水処理する。これだけでも多くの電力が使われていることになり、節水を心がければ、二酸化炭素削減になるというわけだ。
地球温暖化に向けて試行錯誤が続いているが、水没の危機が切迫している国がある。南国の小国ツバルである。海抜最大5メートルのこの国の人口は約1万人。島の土地からは海水がしみ出し、空港などの施設は使用できなくなっている。ツバルでは移住計画をも打ち出され、近隣諸国が受け入れを進行中だ。
もちろん、ツバル国民は移住など望んでいない。祖国が水没するなんて悲しいことである上に、二酸化炭素を排出している国を快く思っていないはずである。
節水は夏じゃなくてもできる。些細なことが反温暖化に貢献できることは間違いなさそうだ。地球が汗をかきすぎている。その汗を最初に拭わされているのは、何故かツバルの人たちだ。
☆ 納得しなければ行動しない人は活動家ではない。呼吸するように行動すべきなのだ。(Georges Clemenceau)
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★ 変換キー:地球温暖化で環礁島国 観光ブーム痛しかゆし(毎日新聞・07/7/24)
ツバルは深刻ですね。米国と豪州を訴えているらしいですが、判決がでるまで水没しないで耐えられるか疑問です。
>tekapoさん
小国マニアなので、むかしツバルを発見しました。
いつか行ってみたいと思っていましたが、こんなことになるとは想像もしていませんでした。
米国と豪州への訴えは、裁判費用が工面できずに断念したと読んだことがあります。
いずれにせよ、温暖化対策は急務ですね。
コメントありがとうございます。