オバマ大統領「低姿勢すぎ」と酷評の米メディア きれいなお辞儀なのに

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 飲食業や販売をする接客業などでは、お辞儀の練習から始まると言っても過言ではない。「会釈」がだいたい15度ほど上体を前に傾ける。敬礼が30度、「ありがとうございました」「誠に申し訳ございません」の最敬礼が45度くらいだが、場合によっては90度になることもある。会釈もタイミングが難しい。いつも頭を下げてばかりでは会話や場の雰囲気に余計な時間を作ってしまう。会釈が汚い人というのは、視線も相応に下げていないためである。相手を見ながら敬礼をしたら失礼である。
 
 来日していたオバマ大統領が天皇皇后両陛下の前で行った”最敬礼”が米国内で波紋を呼んでいるという。「低姿勢すぎる」「米国大統領として不適切」「ペコペコ頭を下げた」「日本人受けすると考えた」と、米メディアからは酷評が並ぶ。言論の自由が、首長の表現の自由にケチをつけた。
 
 何が問題なのかが分からないが、「郷に入れば郷に従え」の例えで、オバマ大統領はそれを忠実に成し遂げただけのことだ。日本人が会釈や敬礼、そして最敬礼をすることもよく知ってのことだろう。そんな大統領に敬意すら感じる。
 
 会釈や敬礼がきれいな人というのは決まっている。それは胸を張る姿もきれいなのである。オバマ大統領の演説は英語出版関係者によると垂涎ものであるという。それは説得力のある話し方、英語の言葉の選び方、そして堂々と語るあの姿勢。どれをとっても一流なのだという。そうした人には威厳を感じるし、威厳のある人が敬礼する姿というのはみっともないどころか、メリハリのある堂々とした社交マナーである。
 
 日本の大手企業・組織のトップが会見で頭を下げることが多くなった。それもほとんど最敬礼である。これから組織のトップになる人はお辞儀をマスターすることが必要になるようだ。お辞儀の仕方が分からなかったら、アルバイトに聞けばよい。
 
 
☆ マナーというものは、ソースをテーブルクロスにこぼさないことではなく、誰か別の人がこぼしても気づかぬふりをしているところにある(チェーホフ)
 
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★ 「低姿勢すぎる」オバマ氏の天皇へのお辞儀に批判(イザ!・09/11/16)
 
 
 

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