Back To Now
本日は1989年公開の、「Back To The Future 2」本編にて、”未来”である「2015年10月21日」に行く日だ。自分がかつて「未来」とされていた現実を過ごしていることが興味深い。
前作の「1」は1985年に公開。あれから30年の年月が経過した。本編で登場する自動車の「デロリアン」は多くの電力を必要としたが、「2」になってからは、生ゴミなどを動力にする新しいマシンへと変化している。
10月20日は「リサイクルの日」だったという。ブログのタイトルに冠しているにも関わらず知らなかった。サイト「今日は何の日~毎日が記念日~」によると、1020が「ひとまわり、ふたまわり」ということに由来するという。バック・トゥ・ザ・フューチャーは、さながら「三回り」したことになるだろう。
技術の進歩でバッテリ燃料の容積や質は格段に進歩を遂げている。ゴミや水、そして酸素や二酸化炭素までもが新たな動力源として身近な存在になるであろう。そうしたものは知識のリサイクルによって蓄積され、実際に使われる未来という結果である。科学の進歩というのは実に心強く日常に溶け込んでいるのである。
人はどうであろう。生を授かり、学び、歩き始める。時には走り、立ち止まって振り返る。間違ってはいけない。振り返ったまま、歩いてはいけないということ。後ろ向きでの前進は過去に戻っているだけである。本当の進歩は前を見据えることから始まる。
前を見ることに疲れたら、時には上を見ればよい。折しもオリオン座流星群の季節。気持ちをタイムスリップさせるのに最適であり、見えたであろうし見られるはずである。それは、30年前も、30年後も時をつなぎ、今宵の自分に降り注ぐのである。
★ 10月20日 今日は何の日~毎日が記念日