【レビュー】実用難読奇姓辞典
世の中にはいろいろな辞典が存在するもの。実用難読奇姓辞典(篠崎晃雄・日本加除出版)はその一つ。本書は士業などに携わる人たちにとって名前の読み方は重要であり、著者の長年の研究に対する読者の要望もあって刊行に至ったとのことだ。
では、さっそく珍しい読み方を記すが、読みは全てではなく一部を載せた。
一 「にのまえ、でかた、はじめ」。「にのまえ」なんてしびれますね。
一寸六分 「かまずか」。読めません。分かりません。ちょと野球の打率みたい。
一宮暴 「いくぜ」。「一宮暴、行くぜ!」とか言うのでしょうか。すみません。
御勅使河原 「みだいがわら」。名字を書くだけで疲れますね。
初声 「はつせ」。音がきれいだな、と思って。
女遊部 「おなっぺい」。なんだかいけない倶楽部みたいですが、地名としても存在するようです。
少女遊 「たかなし」。想像も付きません。
兄弟坊 「このこんぼー」。本当にこんな名前の人いるのか!?
子子 「ここ。ねのこ」。
子子子 「こねこ、ねこし、ねじこ」。
子子子子 「すねこし、ねこじし」。ここまで来ると、何の記号を見つめているのか混乱する、ゲシュタルト崩壊系の名字ですよ、これ。子子子子花子さんとかいたら仲間はずれの漢字はどれレベル。
已已巳己 「いえしき」。3種の漢字が使われてるなんて、もはや外国人には理解できないレベルですよ!ワトソン君!!
ということで、私のATOKで変換できたのは「一(にのまえ)」さんだけでした。さて、本日から五月ですね。「五月一日」は、「あお、さつき」と読みます。
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