言葉のリサイクル

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愉しみの空間

 
 先日はイベント会場に足を運び、撮影し、それを編集し、曲を付け、文章に書いて投稿するという作業を行った。どの作業も好きなことなので、とても楽しい時間を過ごせた。
 
 映像編集に使ったのはMac用のソフト”iMovie”である。高度な機能はないものの、通常はこれで充分である。映像内容というのは、被写体が美しかったり面白かったりすれば足り、必要以上の加工はかえって見づらくなる。先日投稿したものもタイトルとテロップ合わせて8つ。4分6秒の映像へと最小限に抑えた。当初はもう少し長い映像だったが、切り取る作業を繰り返して曲を付けた兼ね合いもあり、そうした時間となった。
 
 作曲に使ったソフトはMac用の”GarageBand”。作曲したものは元からできていたもので、昭和61年のものであり英詞も存在する。”Actress”というのがキーワードの曲なので、先日の映像の女優さんに適合すると考えた。一番始めに作詞作曲が完成した思い出の曲。これらに文章を付けてブログに投稿する。
 
 曲を作る上でしてはならないのが当然のことながら盗作である。作詞する上でも剽窃は良いわけがない。認知の制作物に対して払う敬意がなければ、制作物を完成させる作業に手を付けてはいけない。
 
 どんな創造物でも、最初は他人のものを模倣することから始まる。目の前にあるものを描き、やがて目に見えないものをも思い描く。目に見えないものを読み手に想像させるのが文章である。卓越した表現は空間や時間を巻き込み、読者の世界を作り上げる。
 
 論文その他で剽窃したかもしれない人は、力のなさを嘆くしかなくなる。好きな言葉があるのでそれを引用する。「うまい作曲家は人真似はしない。盗み取るのだ」(イーゴリ・リトラヴィンスキー)。
 
 盗用剽窃に留意している人なら分かる言葉である。創作の世界において、最大の功労者は自分自身であることを忘れてはならない。
 
 
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★ 【動画】東京・秋葉原で消防演習 一日消防署長に女優の遊井亮子さん(本ブログ・2014/3/7)

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