言葉のリサイクル

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「相棒11」始動:新相棒はやっぱり○だった

 香港の総領事館で銃の暴発事件が発生した。そこに居合わせた「警視庁中根署」の甲斐亨・巡査部長(かいとおる/成宮寛貴)が状況に不信感を覚える。甲斐は警察官としては刑事になりたてで、不条理な状況が解せなかった。偶然それを知ることとなる「警視庁特命係」杉下右京警部(水谷豊)が甲斐に協力して事件の全容解明に着手する。
 
 新しい相棒に成宮寛貴が抜てきされたニュースは今年の春だった。どんな相棒になるのかが楽しみであるが、予想していたことが一つ当たった。これまでの相棒は、亀山薫巡査部長(寺脇康文)、神戸尊(及川光博)となっており、苗字の最初が「か」で始まる。次の新相棒も「か」になると思っていた。
 
 杉下が相棒を呼ぶ状況で切羽詰まった時がある。「亀山君!」「神戸君!」というように叫んで呼ぶことはよくあったことだ。叫んで名前を呼ぶのに「か」で始まる名前は発音する側にも聞く側にも都合がよく感じる。特に「か行」は男性的な響きの音であるというのを聞いたことがあり、印象にも残りやすいのだろう。「か」で始めることで歴代の「相棒」のイメージを踏襲させ、「相棒」として視聴者に定着させやすい狙いもあるのではないか。
 
 甲斐亨を略して「かいと」と呼ぶことになるようだ。これからは「かいと君!」と杉下が呼ぶことになるのだろう。
亀山が熱血漢であり、神戸がクールな警察キャリアであったが、甲斐亨はその両方を併せ持つことになる。総領事館内で男性に対して「この野郎!」と詰め寄ると頭突きを食らわせるのは亀山を彷彿させる。
 
 その一方で、甲斐亨は所轄の新米刑事でありながら、父親は現職の警察庁次長(石坂浩二)という「お坊ちゃま育ち」である部分は神戸の境遇をかすめる。一番若い「相棒」となるわけだが、警察庁に新たな「後ろ盾」となる可能性も秘め、また、杉下自らが甲斐亨を相棒として指名した意図も謎である。今後その「真実」が明らかになるのかも知れない。
 
 甲斐亨は絶対音感の持ち主であることもあり、ピアノが達者な杉下とも話が合うかも知れない。事件解決に相棒間で不協和音があってはならない。事件が難しい場合は、杉下が音を奏でて、音の分かる甲斐にヒントを与えることになるかも知れない。新しい「相棒」は事件を「調べる」だけではなく、新たな人間関係という空気の「調べ」を奏でることになるだろう。
 
 
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