ピンクリボン運動 早期検診を 乳がんに負けないで
ノーベル賞になるだろうと言われているのが、風邪を引かない薬、エイズにならない薬、そして、がんにならない薬の開発だと言われている。
これから猛威をふるうと思われる季節型インフルエンザ、通常の風邪だが、新型インフルエンザも死者が20人に達した。予防策としてはマスク着用、手洗いうがいの実践と基本的なことではあるが、都市圏などの人の集まりやすいところに勤務・居住している人は特に留意すべきことだ。
がんも早期の発見で防げることが多い。叔母は胃がんにかかり「余命半年」と言われ、胃の全摘出をした。しかしがんは克服したようで、今は元気に生活している。しかし叔母の子ども、すなわち私の従姉妹が乳がんと診断され、現在抗がん剤を用いた治療を行っている。
今夏、その彼女からメールが来た。珍しかったので驚いたが、そこで乳がんに罹患(りかん)していることを教えてくれた。抗がん剤の副作用は大変辛いらしく、吐き気やだるさに襲われているという。しかしそんな彼女の支えになっているのが一人息子である。「ママは病気と闘っているんだもんね」と屈託のない笑顔で言われると「頑張らなくちゃ」と思っているそうだ。
10月1日は「ピンクリボン運動」の啓発の日である。東京では東京タワーがピンク色にライトアップされた。東京のみならず、世界の150を超える建造物にピンク色のライトアップがされているようである。
忙しい日常に追われていると、医療機関への検査などを怠ることがある。忙しいと受診はなかなか難しいが、ことさら命に関わることなので、こうした啓発活動を機に受診を勧めたい。女性だけではない。その女性に近い殿方も大事な人に不運が降りかからないように促すことを忘れてはならない。
運命に翻弄されてたまるか、運命だけは自分で決めようではありませんか。目に見えない自分の中に潜む悪漢と対峙する前に退治することが大切なのである。人間は死ぬために生まれてきたのではない。生き抜くために生まれてきたのである。不運を蹴散らせて生きていこうではありませんか。諦めるための人生では決してないわけです。これからも生き抜いて、人生を語り合おうではありませんか。
☆ ツライけど、人はね、神様が許してくれるまで、何があっても生きなくちゃいけない(西原理恵子)
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