水害阻止 ゲリラ豪雨に備える 下水道展’09東京

 「下水道展’09東京」という展示会が東京・有明のビックサイトで開幕した。一般に下水道といっても馴染みがないし気にすることもない。しかしこの我々の足下にはいろいろな技術が渦巻いているようである。
 
 例えばマンホール。最近問題になっているゲリラ豪雨が地下貯水量の想定以上になった場合、水圧や空気圧によってマンホールが上に吹っ飛んでしまうことがある。これを防ぐために空気を逃がすべく穴を開けるが、今度は不意に動きやすくなってしまい危険だ。そのためメーカーでは、マンホールの縁の部分を2重構造にしてそこから空気を逃がす商品を開発した。また、ベビーカーなどがマンホールの上を通るとガタガタ言うが、新製品は小さな突起を表面に施すことで振動を最小限にした。
 
 思えば最初に原付バイクで転倒したのがマンホールの上だった。曲がり角を曲がったところにマンホールがあり、冬の朝でしめっていたこともあり転倒した。あの時のマンホールが、新製品の滑りにくいマンホールだったらあのとき痛い思いをしなくて済んだのに。
 
 別のメーカーでは雨どいを伝った雨水が庭の土に落ちるときに、土のしみこみ能力を超えた水量を抑制すべく特殊な箱を開発、徐々に外に流れるようにした。
 
 この下水道システムを電気制御している機械のシェアでトップなのが、意外にも東芝なのだという。東芝は積乱雲から発生する雨を察知するレーダーを開発、これまで10分かかっていたものを1分間に短縮した。
 
 東京都水道局によると、都内の水道管の総延長は1万5800キロで、東京とシドニーを往復する距離に匹敵するという。さらに都内には12カ所の貯水池に加え、さらに2カ所の地下貯水池を建設中とのことだが、「東京都だけでは限界がある」ということで自治体のみならず、個人でできる備えもしておいたほうがよいということだ。恵みの雨となることもあれば、人を恐怖に陥れる水害ともなり得る水というのは紙一重の存在だ。
 
 
☆ (独創的な仕事をするためにしてはいけないこと)今までのいきがかりにとらわれるな。人の影響を受けすぎてはいけない。記憶力には限界があるから無用のものは捨てよ。闘うことを避けてはいけない。安定した安定感を持ってはいけない。(江崎玲於奈)
 
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★ 「下水道展’09東京」 浸水リスク対応の新製品に注目(Business i. ・09/7/29)
★ ゲリラ豪雨対策強化=水防法改正も、検討委設置へ−国交省(時事通信社・09/8/2)
 
 

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