八王子のスーパー強殺、中国で収監中の男が関与か

 覚せい剤所持をしたとして中国で死刑判決(確定)を受けて収監されている日本人の男が、95年7月に東京都八王子市のスーパーで女子生徒ら3人が射殺された強盗殺人事件に関与した可能性があるとの情報が、中国公安当局から日本の警察当局に寄せられた。
 
 事件は95年7月30日に発生。午後9時15分ごろ、東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」の2階事務所で、パートの稲垣則子さん(当時47歳)とアルバイトの女子高校生、前田寛美さん(同16歳)と矢吹恵さん(同17歳)が手と口を縛られたうえ、頭部に向けて銃撃を受けて殺害された。店の金庫を開けようとした跡があったが、売上金などはそのままだった。
 
 警視庁は来年7月の時効成立を前に、捜査員を増強して男らの情報を収集。実行役と指摘された男が八王子市内に土地勘があったと確認できたことなどから、警察庁を通じて中国に捜査員の受け入れを要請している。しかし、現在のところ八王子の事件に直結する話しはなく、「中国での死刑執行を免れるための方便の可能性もあるが、時効が近づいており、できる限りのことをやりたい」と捜査幹部は話している。
 
 警察当局によると、中国当局は昨年、覚せい剤を所持した罪で死刑が確定した日本人の男(66)が「知人の日本人の男が八王子の事件に関与した」と証言、実行役と指摘されているのは、日本人の40代の男で、同様に中国で死刑が確定しているという。中国の瀋陽総領事館によれば、男らは麻薬密輸容疑で拘束され、07年8月に大連市の遼寧省高級人民法院(高裁)で死刑が確定しているという。
 
 高校生までもが射殺されるという異例の事件だったが、当時は現場周辺で祭りが開催されており、不審者情報や銃の発砲音などを聞いた人はほとんどいなかったとされる。現在、事件現場のスーパーはすでになくなっている。警視庁八王子署は現在も継続捜査をしているが、有力な手がかりは得られていないだけに、今回の中国にいる男の供述が注目される。
 
 
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★ 東京・八王子のスーパー3人射殺:中国で収監の男関与か 捜査員受け入れ、警視庁要請(毎日新聞・09/3/16)
★ あの事件は今 警視庁(大和田町スーパー事務所内拳銃使用強盗殺人事件特別捜査本部)
★ 未解決の事件(本ブログ・05/2/21)
 
 

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