早大、セクハラ相談データ流出

 大学に在学中、知人女性が「しつこいジジイ(先生)がいるので、セクハラ防止委員会に訴えようと思う」と怒り心頭だった。その後の経過を聞いていないが、他の女性も「教授にセクハラされた。あいつの名前は一生忘れない」と怒っていた。思いのほか身近にセクハラ問題が蔓延しているものだと感じた。
 そんな中、早稲田大学(東京都新宿区)は、学内で受け付けた、パワハラやセクハラ相談に関する実名入りの相談リスト719件分がインターネット上に流出したと発表した。相談担当者である嘱託職員が今年7月、データ処理を依頼した知人のパソコンからファイル交換ソフトを通じて流出した。
 
 流出したのは99年4月から07年5月に受け付けた嫌がらせ(ハラスメント)に関する相談や情報の提供だ。相談した学生や、訴えられた教授らの肩書、実名などが記載されている。早大によれば、データを持ち出すことは学内の規律違反であるという。嘱託職員は「学内でデータ整理をすると、人に見られてしまうかもしれないので自宅に持ち帰った」などと話しているという。 
 
 個人情報の漏洩が後を絶たない。情報処理に関する意識が今ひとつ浸透していない部分がある。まず、情報を受信した場所から、PCなりディスクなりUSBメモリなどで物理的に移動させれば、紛失・盗難という恐れがある。自宅に持ち帰れば、会社などの組織で構築されているはずのセキュリティーから外れることにより、ウイルス感染などの危険性もある。
 
 一番よくないのは、外に持ち出してしまうことだ。もうこの時点で流出の可能性がはるかに大きくなっていると認識しなくてはならない。どうしたらPCなどの大きいものを紛失させることができるのか、小心者の私には理解を超えるが、ウイルス対策、スパイウエア対策などは十分に採らなくてはならない。そうした危機意識のないことが情報流出の第一歩になり得ることを忘れてはならない。
 
 それにしても719件分の流出である。真偽のほどは分からないにしても、それだけの数のハラスメントが1つの学校組織に存在しているかもしれないことが残念なことではある。
 
 
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★ セクハラ相談リスト:早大嘱託職員から719件分流出(毎日新聞・08/12/2)
★ 早大でセクハラ相談リストがネット流出(読売新聞・08/12/1)
 
 

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