プラモデルな指輪「プラリン」
その昔、プラモデルというと普通、男の子であればガンダムとか宇宙戦艦ヤマトに行くわけだが、どういう訳かそういう類の物には興味がなかった。「そば屋」とか「おでん屋」とか、あまり子供らしくないプラモデルを作った。そして慎重さがないために必ず、上下逆のまま接着剤をつけてしまい後悔したものである。その他には「ロボダッチシリーズ」というものがあり、いろいろな種類のロボットを作った。しかしやはり基本的に雑であったので、きれいな仕上がりにはならず、ましてや色を塗るなんて事はできなかった。
たまにおもちゃ屋さんを覗くと「そば屋」があってホッとするが、最近ではプラモデルライクな指輪が人気が出ているという。色と形の組み合わせで数万通りのものができるという。開発には「簡単すぎず、難しすぎず」というコンセプトが徹底され、女性が途中で投げ出さない工夫がされている。
工具などは必要とせず、パーツは手で取り外すことができる。パーツが入れてある箱も凝っていて、簡単に捨てられるのはデザイナーとして忍びないということで、正方形の存在感のある物に仕上がっている。
実際に女性は男性とペアのリングを作って楽しむ例があるようだ。ちょっとお気軽にプラモデル体験をするにはもってこいだ。
インターネットカフェが流行っているが、プラモデルを誰の遠慮もなくゆっくりと作ることのできるスペースもあるという。スプレーでの色づけは、家でやると臭いがして家族に迷惑をかけることもあるが、このスペースを利用すれば、そうした遠慮もいらないというのである。
こういうスペースに入ったら童心に戻れそうな気がするが、私の場合は単に「やっぱり雑だった」という思い出がよみがえるだけかもしれない。クリスマスプレゼントにプラモデルも悪くない。簡単な物だったら、喜ばれるかもしれません。
☆ 指輪の重荷は背負えませんが、あなたなら背負えます(ロードオブザリング・王の帰還)
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★ プラリン・組み合わせて作るプラモデルみたいな指輪(エキサイトイズム・08/10/27)