大阪のひき逃げ、不審車両押収(2008.11.4)

 大阪市北区の阪神前交差点で道路を横断していた会社員の男性(30)が車に約3キロ引きずられて死亡した事件で、大阪府警交通捜査課と曾根崎署の捜査本部は、大阪市此花区内の建築会社駐車場で黒い不審なステーションワゴンを発見し、押収した。
 車には事故の際に出来たと見られる痕跡があるという。この車の所有者である20代の男が行方不明になっていることから、大阪府警では事件に関与している可能性があると見て、所有者と使用者の所在の確認を急いでいる。
 
 現在、大阪府内のひき逃げ事件は検挙率100%を誇っているが、未解決なのはこの事件だけである。大阪府警では検挙率100%を維持すべく懸命な捜査をしている。
 
 犯人の行動も不可解な事件であった。最初の事故現場である御堂筋の「阪神前交差点」では20~30キロの低速で被害者と接触している。この時点で救護していれば、大した事故になっていなかった可能性が高い。現場は曽根崎警察署の斜め前でもあった。
 
 救護措置を行わなかった容疑者は、被害者を車体の下に巻き込んだ状態で逃走。巻き込んでいたがゆえに30キロ程度の低速走行で逃げた。逃走経路の途中に福島警察署があり、同署の前を堂々と通過していたことになる。
 
 それでも土地勘があり運転に慣れている人間であれば、わざわざ警察署の前を通過することはない。捜査関係者の間では「土地勘のない人間の犯行では」と考えられていた。しかしながら今回不審車両が大阪市内で見つかったことにより、土地勘のある人間であり、警察署の前を通ってしまったことは犯人がパニック状態になっていた可能性もある。
 
 被害者である堺市内の会社員男性は、後頭部と背中に激しい損傷の跡が残っている。捜査員も「これだけひどい遺体を見るのは稀なこと」と言っている。見つからなければ何をやってもいい、そんな逃げ得感情がはびこるようであってはならない。被害者の無念さを晴らすためにも、なんとしても犯人を逮捕する必要がある。 
 
 
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★ 3キロ引きずり男性死亡、ひき逃げ車両?押収…大阪(読売新聞・08/11/4)
★ 大阪市内で不審車両発見 梅田ひき逃げ、事故痕跡(朝日新聞・08/11/4)
★ 大阪ひき逃げ、犯行車両発見? 若い男の行方追う(産経新聞・08/11/4)
 
 

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