パト追跡の車が事故、二人死傷

 
 時々報道で目にするのが「パトカーが追跡していた車が、事故を起こす」というものだ。
そして「パトカーの追跡に無理があったのではないか」という意見がある。米国では、軽微な交通違反などは相手が逃走しても無理に追跡しないのであるという。
 
 警察は当然だが、その他の公務員も違法行為を発見したら、当局に通報しなくてはならないことになっている。これが法治国家が存在する意義とでもいえる。法治国家というのは、われわれが勝手に事を起こしてはならない、法に従ってそれをするのは責務である。
 
 ゆえに、「軽微な犯罪であれば、無理な追跡はやめたほうがいい」という意見は法治国家においてはあってはならないということになる。
職務質問時の対象者が軽微な違反を犯していても、その後の身体検査などで危険物や薬物が見つかることが多い。警察の追跡から逃走するのには、重大な犯罪を隠している者が少なくないのだ。
 
 福岡市西区内で、パトカーに追跡されていた乗用車が対向車と衝突。対向車に乗っていた男女が死傷した。逃げていた男は怪我をした。県警は男の回復を待って逮捕する方針だ。
 
 全く関係のない人が巻き添えになってしまった。警察も「逃がさない」というだけでなく、他の通行者に重大な影響を及ぼさないように留意する必要があるだろう。それは「逃がしてやる」ということではなく、最初に補足する際に進路をふさぐなり、予め応援を呼ぶという方法もあるはずだ。
 
 追跡の上の身柄確保には危険が伴う。不本意な犠牲者があってはならない。
 
  
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★ パトカー追跡の車が事故、巻き添えの軽乗用車の2人死傷(読売新聞07・8・11)
  
 
 

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