空港保安は大丈夫か
イギリスでのテロリスト逮捕を受けて、日本でも空港警備が警戒レベル1になった。「危機管理が大切」という首相だが、国内の空港は本当に大丈夫だろうか。
昨年、成田国際空港で検問を強行突破した男に警官が刺殺される。
羽田空港に暴走車侵入。
神戸空港に暴走車侵入。
羽田空港の滑走路に従業員が不要に立ち入り。
覚えているだけでこれだけある。上記の事件はいずれもテロの類とは無縁だが、もしこれらの事件がテロだとしたら、完全に無防備な状態であることを露呈してしまった。
対岸の火事はすぐに消し止められたが、手前でくすぶっている危険分子がいないか、それに対する体制は万全かをもう一度精査しなくてはならない。しかし、こんなに簡単に空港には入れるものなのか。仕事やレジャーで便利な空港という街は、一瞬にしてその標的となることが常に付きまとう特殊な場所なのである。
憎むべきはテロリストだが、憂うべきはその対策が後手後手になることである。
☆ 汝の敵を許せ。だが、その名は決して忘れるな(J・F・ケネディー)
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★ 官邸に情報連絡室を設置、テロ警戒レベルは据え置き(読売新聞・06/8/11)
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