捨て犬・捨て猫 半減目標 環境省
以前、テレビで「動物愛護センター」なる施設のドキュメントを見たことがある。番組の内容は、同センターの一番荷の重い仕事の一部であった。
犬たちが部屋に閉じこめられ、テレビカメラに向けてワンワン吠え、しっぽを振って近寄ってくる。この子たちを見ていると「僕たちを引き取って」と言っているように聞こえた。カメラに向けられた彼らの視線は必死だった。
引き取り手が見当たらなければ、次の部屋に移されることになる。さらに次の部屋に移され、最終的には「終末処理」される運命にある。
環境省の04年の集計によれば、迷子などで保健所に引き取られた犬は18万匹、猫は23万匹で、9割以上が殺される運命にある。多くは人間の身勝手な理由で捨てられることが多い。
目は口ほどにものを言うという。そんな純粋な犬猫の瞳に目をつぶる冷たい人たちは、こうした主張に耳をふさぐ。開いた口からは彼らを捨てる言い訳しか出てこない。
☆ 人間は鳥かごの中の鳥のように自由である。ある限られた世界の中で動くことができるからだ(ラーヴァター)
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