やはり命は軽くない
大阪市淀川区のマンションで、集団自殺を図ろうとして集まった男女のうち1人が「死ぬのが怖くなった」と自ら110番した。警察官が駆けつけると、男女は睡眠薬を飲み意識がもうろうとしていたが命に別状はないという。
「生きていくのが嫌になった」「就職で悩んでいた」と、保護された男女は自殺しようとした理由を口にする。集団自殺があとを絶たない中で、今回は全員助かった事例になる。
生きていれば誰とて難問にぶつかって苦しむことがある。その中で小さな光を見つけて我々は生きていく。「死ぬのが怖くなった」と110番した人は「怖くなった」という言葉の裏に「もう少し頑張って生きてみよう」と一瞬、思ったのではないかと思いたい。
死に神というのは生きようと思っている人には近寄ってこない。
☆ 死は人間卒業、自殺は人間廃業です(淀川長治)
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