Dead Or Aliveのボーカル、ピート・バーンズ死去 57歳
Something In My Houseあたりだろうか。80年代の洋楽ブームに乗ってその艶やかなルックスで差別化に成功したグループの一つである、Dead Or Aliveのボーカル、ピート・バーンズ(Pete Burns)が心不全のため亡くなった。57歳であった。
記事を読むまで知らなかったが、300回以上に上る整形手術を経験した整形マニアだったという。ピートは、「80歳になって天に召される時、神様は僕が誰だか分からなくなっていればいいと願っている」と話したそうだ。
ノンストップリミックスベストアルバムである、Rip It Upには、
1. Brand New Lover
2. My Heart Goes Bang
3. Something In My House
4. Lover Come Back To Me
5. You Spin Me Around (Like A Record)
6. I’ll Save You All My Kisses
7. In Too Deep
8. Hooked On Love
が収録されている。
このアルバムの中で特に好きだったのは、I’ll Save You All My Kissesで、最初のハンドクラップの次に”Kiss”という言葉が連呼されるループが続きとても良いリミックスだった。
その後に発売となった、アルバムNudeでは、久しぶりのピート節を彷彿させる、Turn Around And Count To Tenなどが収録され日本でも大ヒットとなった。
80年代を代表する奇才アーティストと言えるであろう早すぎる死が残念でならない。洋楽ブーム、ストック・エイトキン・ウォーターマンプロデュースのユーロビートブームをもけん引した一人である。今夜は彼らの曲を聴いて過ごそうか。
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★ デット・オア・アライブ(Sony Music)
★ デッド・オア・アライヴのピート・バーンズが急死(MovieWalker/2016/10/26)