4年経った東日本大震災
自分自身に降りかかってきた不幸、家族に降りかかってきた天災、困っている友人知人。その人の気質として、そうした辛いことでもなかなか話そうとしないということがある。堪え忍ぶ姿を賞賛する空気があると、なかなか話すことができないかもしれない。
その姿は美しくもある。だが、さらなる歩みを踏み出すことが難しければ、他人にゆだねるべきである。ゆだねることで自らを解放し、物事の前進に周りの環境を変えていくことができる。
被災者の中には、東日本大震災が「風化している」と感じる人も多いそうである。忙しい日常の中で震災だけではなく、多くのことが時間と共に消えてゆく。話しかけることで灯すことのできる明かりもある。そして他方は、その炎を受け取れる芯であるべきだ。受け取ることのできる炎があれば、後世に話は繋がる。そうした灯火を点火できる芯であり続けたい。
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