言葉のリサイクル

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1000円カットのお姉さん

 1000円でヘアカットできるA店に行った。いつ来ても混雑しているが、この時はたまたま女性の美容師のかたと2人きりになった。そこでA子さんに話しかける。
 
私「最近、頭がかゆくてかゆくて辛いんですが、こういうのはシャンプーが悪いんですかね」
A子さん「最近ではストレスが原因になっている事もあるみたいですよ。気になるのであれば受診をお勧めします」
 
私「何でもストレスですね」
 
A子さん「私はかゆい事はないですが、花粉症がひどくて鼻水が垂れてくるので、鼻にちり紙をつめてマスクをしてごまかしています。花粉症はないですか?」
 
私「全然ないですね(笑)」
 
 いろいろ話していたが、お客さんが来店されたので会話をやめた。
 
 その一ヶ月後、またその女性にカットしてもらう事になった。指名ができるわけではないので偶然だ。しかし、お客さんが列をなしていたので話しかけるのをやめた。しかし、最後に「もう花粉症は大丈夫ですか?」と話しかけると、女性は「ああ、やっぱり覚えていてくださったんですね」と笑った。「あれ、じゃあ僕の事も分かってました?」「はい(笑)」
 
 その一ヶ月後にB店に行った。女性の従業員B子さんであった。
 
 だれもお客さんがおらず、無言の状況が5分ほど続いたところで話しかけた。
 
私「こういうお仕事されている人って凄いですよね。人の体(髪)に触れるわけですから。最初は緊張しましたか?」
 
B子さん「それは緊張しましたよ。今よりも10分15分余計に時間がかかっていましたね」
 
私「最初のお客さんを覚えていますか?」
 
B子さん「ダンディな男性のかたでした。そんなに難しいカットではなかったので助かりました」
 
私「これまで難しいと思った事は」
 
B子さん「今でこそ何でもできますが、当初、イメージだけで伝えられるのが困りました。どうせなら何センチ切ってくれ、と言われた方が楽でしたから。トラブルが怖いので、最初は少なめにカットしがちなんですよ」
 
私「じゃあモデルさんの写真とか見せて注文するのは効果ありなんですね」
 
B子さん「そうですね。ただ、人の髪質や頭の形があるので、切ったらどうなるというのは事前に説明します」  
 
 
 いろいろなトラブルも経験したことがあるようで、後輩から「やっちまった!」と電話で連絡があったりすることもあるそうです。1000円カットは薄利多売のお仕事です。混雑時に話しかけるのは迷惑ですので注意しましょう。
 
 
B子さん「・・・ちなみに、最初のダンディなお客さん、初めて指名をしてくれたかたで、今も常連さんになっています(笑)」
 
私「それは凄いですね!そのかたは自分がお姉さんの第一号だという事は知っているんですか?」
 
B子さん「いや、、言ってない(笑)」
 
私「もう言っても良いんじゃないですかね」
 
B子さん「そうですね。もう本当の事を言ってもいいかもしれませんね(笑)」
 
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