言葉のリサイクル

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塩村文夏議員にセクハラヤジを飛ばした都議会議員を責めないで

 
 塩村文夏都議(みんなの党)は、「怒りというより、頭の中が真っ白というか、思考が止まった状態でした。都議会が変わってくれることを望みたいと声を上げたいと思っています」と語った。
 
 18日の東京都議会本会議にて、塩村議員が女性の妊娠出産の支援体制について質問していたところ、議員席から男性の声で「早く結婚した方がいい」などとヤジが飛んだ。塩村議員は一瞬苦笑するそぶりを見せ、本会議場から笑い声が漏れ、その後塩村議員が声を詰まらせた。質問は最後まで続けた。
  
 嫌がらせをする人が嫌いです。
 
 塩村議員に対してヤジを飛ばした議員氏は配偶者、恋人、愛人でもいいのでその精力をいかんなく発揮し、女性の”産む機会”を増やし、少子化問題を解決すべく頑張っていただくことが文字通り生産性のある議論であり、正論である。
 
 「産んだ方がいい」というような品のない発言をする殿方しかいないとしたら、女性があまりに気の毒な社会である。
 
 世界的にハラスメントはやめましょうと気運が高まる中で、思慮分別の崩壊した古い感覚をわざわざ平成の時代に持ち込み、議員席を占拠している感覚が理解できない。
 
 国際的舞台である、東京五輪の開催地関係者が世界からやってくる女性を敵に回すかもしれないことを考えることはないのか。「おもてなし」の相手に女性は入っていないのか。
 
 官民挙げて性的嫌がらせをやめなくてはならないときに、公の場で人を侮辱する民度の低い言動が性的嫌がらせでなかったら、世の中何が性的嫌がらせだというのだ。
 
 
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★ 塩村あやかオフィシャルWEBサイト
★ 東京都議会
★ 都議会で女性議員にセクハラやじ(NHK・14/6/19)
★ セクハラヤジで女性都議、発言者の処分求める(読売新聞・04/6/19)

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