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不気味な爆発物 警察を標的か 札幌

 
 警察標的の爆破事件の1つに、1975年(昭和50年)の北海道警察本部爆破事件がある。本部3階にあったロッカーが爆発。女性事務職員2人と、男性警察官2人(警視、警部補)の計4人が負傷した。爆発物の中にはパチンコ玉が見つかっており、殺傷能力を高めたものであり、このフロアには警備部があったことから、公安警察の要を標的にしたのではないかと推測されていた。近隣のコインロッカーから犯行声明文が発見されたが、事件は未解決のまま公訴時効を迎えた。
 
 3日、札幌市北区にある北海道警察本部警察官舎で爆発があり、官舎1階付近でカセットコンロ用のガスボンベが発見された。けが人はいなかった。同区内では道警北署駐車場でワゴン車の一部が焼け、近隣の商業施設でも商品が燃えるなどの被害が起きている。同署では現住建造物等放火未遂などの容疑で捜査を始めている。
 
 官舎の標的というと1990年(平成2年)の警視庁独身寮爆破事件がある。東京・新宿区北新宿にある独身寮で2回の爆発があり、新宿署の巡査部長が死亡、7人が重軽傷を負った。同庁公安部と新宿署で捜査したが犯人検挙には至らなかった。
 
 札幌の事件では犯行声明等は現時点で明らかになっていない。商業施設などへの放火は試行であって、警察官舎が最終目的であったのか。周辺には学校などの教育施設も多く点在する。姿を見せぬ犯人に対し、早期解決が望まれる。
 
 
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