神奈川県でイヌの散歩中に行方不明になった女の子
悩スキャンでイヌが何を考えているのか解読する研究が進んでいる。ただfMRI(機能的磁気共鳴画像装置)にイヌを入れることは容易ではないとのことだ。これに慣れさせるために8ヶ月を要したという。
家族となっている動物の気持ちが分かれば楽しい。「お腹が空いた」「散歩に連れて行って」「遊んで」「体をマッサージして」「放っておいて」と意思の疎通が図れる将来があるかもしれない。
では動物ではなく、人の気持ちが分かる装置が登場したらどうであろうか。恐らく我々は人の気持ちを知ることができたら、その装置の存在を後悔することになるだろう。人の気持ちに浮かんでは消える感情というのは刹那的なもの。言動になることこそがその人の本心を体現しているからだ。
相手がイヌであっても、人であっても、気を配ろうとする心があるからこそ人は優しくなれる。相手の気持ちを理解しようと、我々は日々努力しているのである。
神奈川県内で小学生の女の子がイヌの散歩中に行方不明になる出来事があった。イヌだけが自宅に戻っていたが、その4日後に20キロ以上離れた場所で無事に保護された。しかし何故遠くまで来たのかということについて警察に対して女の子は「分からない、覚えていない」と話している。
もし女の子の連れていたイヌの気持ちが理解できたら、イヌは何を教えてくれるだろう。女の子がリードを放した瞬間に何があったのか知っているのはもはやワンちゃんだけである。
所持金も携帯電話もない女児が寒空の下で4日間もどのように過ごしていたのかは謎であるが、続報がないところから察するに、そっとしておいてあげた方がよいことなのかもしれない。この女の子の気持ちを考えてそれを尊重したい。
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★ 「イヌの思考」を悩スキャンで調査(WIRED.jp・12/5/7)