のび太君、今日はドラえもんの100年前の誕生日です。

「のび太君、夏休みの宿題は終わったのかい?」
 全国では始業式が行われたところも多いが、全国の野比のび太君たちはドラえもんに叱られたかもしれない。そんな9月3日はドラえもんの誕生日である。ただし、100年前の。
 
 川崎市にある「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」ではドラえもんに特別住民票を交付するセレモニーがあった。そして香港でも生誕100年前を祝うイベントが開かれた。香港市民はインタビューで「小さいころから見て育った」などとし、ドラえもんと一緒に写真に収まったり、「ハッピーバースデードラえもん」を歌うなどしていた。
 
 日本と香港は現在尖閣諸島でぎくしゃくした関係にある。男性の香港市民は「国とアニメは別の問題だ」とし、ドラえもんイベントを楽しんでいた。当然のことながら、ドラえもんは架空の存在だ。そのドラえもんが日本人、そして世界の人たちに支持される理由はなんであろう。
 
 ドラえもんは、のび太がだらければ叱る。困っていれば助ける。お腹がすけばどら焼きを食べる。恋する。その家庭はネコ型ロボットでありながらどこか人間臭く、そしてその言動が大きく共感させてくれるのだからである。悪を憎み、平和を愛するドラえもんが好まれるということは、世界の誰もが皆同じ気持ちを共有している表れである。
 
 世界では紛争や災害が止むことはない。ドラえもんがこの状況を見たら、どんな道具で解決してくれるのか、ということに興味を持つよりも、一体どんな言葉を発してくれるのかに興味がある。どんな発言をしてくれるのであろう。
 
 100年後にドラえもんと会う自信のないかたは、困った時には自分自身の中にいるドラえもんと相談するのが良策である。問題解決がしなくても、「宿題は終わったのかい?」という声が響くような、平和な世界を作りたい。
 
 ドラえもんが22世紀の未来から今の時代に現れてくれないのは何故だろうか。実は道具だけ置いて未来に帰ってしまっている。それは、「試練」という我々に与えられた最良の道具である。
 
 
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