女子生徒につきまといで富山県警警部補逮捕 石川県警

 石川県警生活環境課子供・女性安全対策室は4日、富山県警警備部の警部補(42)を軽犯罪法違反(つきまとい行為)の現行犯で逮捕した。
 
 同日午後0時20分ごろ、金沢市のJR東金沢駅近くの歩道で、石川県内の女子生徒(18)の前に立ちふさがり、「車に乗らないか」などと言って3〜4分間つきまとった。現場を通りかかった同対策室の捜査員が警部補を逮捕した。
 
 ストーカー犯罪がなくならないが、本件のように軽犯罪法違反で初期段階のストーカーを防ぐことはできないものか。ストーカー規制法で取り締まるとなると、状況がある程度進行した状態ではないと取り締まることが難しい。軽犯罪法違反のほうが検挙が容易であるし、警察に身柄拘束されることでストーカー行為に対して一定の抑止力を持つと考えられる。
 
 軽犯罪法は、公衆の面前で大声を出して威嚇する、並んでいる列に割り込む、立ち小便をするなど、日常接しやすい軽微な犯罪を取り締まることを目的としている。ただし、同法を厳格に適用すると誰もが犯罪者になる可能性もあり、法の運用には慎重さを求められる。
 
 しかしながら、ストーカー犯罪や虐待事案などの対応が後手に回る中で、職権で身体拘束できる意義は大きい。凶悪犯罪が軽犯罪法の前を通り過ぎて行っているようでもどかしいのである。
  
 
★ 警部補、女子高校生につきまとい容疑で現行犯逮捕(朝日新聞・10/3/4)
★ 富山県警警部補を現行犯逮捕 女子高生につきまとい容疑 石川県警(時事通信・10/3/4)
★ 軽犯罪法(法令データ提供システム) 
 

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