「ミニスカポリス」に痴漢した男 釈放 横浜地検

 アイドル「ミニスカポリス」のメンバーで、タレントの蜂須賀ゆきこさん(23)に痴漢をしたとして、神奈川県迷惑防止条例違反(痴漢)の現行犯で逮捕された、東京都狛江市内の男性会社員(43)が、横浜地検川崎支部に処分保留で釈放された。男性は容疑を認めていた。
 
 事件は10日午後6時50分頃起きた。蜂須賀さんは都内世田谷区の下北沢駅で小田急線に乗車、約10分間にわたり男に尻を触られた。乗車してすぐに痴漢行為は始まったといい、蜂須賀さんは「最初は手の甲でお尻を触られ、それが手のひらに変わって指が不自然に動いたので確信した」としている。その後、男の腕をつかんで向ヶ丘遊園駅で駅員に突き出した。男は逃げようとしたが、蜂須賀さんは手を離さなかったという。男は駆けつけた神奈川県警多摩署員に逮捕された。
 
 蜂須賀さんは人生初の痴漢被害だったという。所属事務所は「小柄なので、男性を取り押さえたと聞いたときは驚いた」と話している。蜂須賀さんは「悪いことをしたら捕まるのは当然」と話していた。
 
 この事件では男が容疑を認めたが、電車内の痴漢事件に関しては冤罪を作り出すことも多い。3月にはJR大阪環状線内で痴漢をしたとして府迷惑防止条例違反の罪に問われた男性会社員が大阪高裁に無罪を言い渡された。4月には、防衛医大名誉教授に対して最高裁が無罪判決を言い渡すなど、客観的な犯罪証拠を得るのが難しいのが、この種の犯罪捜査の難しい部分である。
 
 警察庁は6月25日に通達を出し、△DNA型や繊維片の鑑定の活用など客観的証拠の収集に努める△被害者供述の変遷、他の証拠との矛盾などの不自然・不合理な部分を徹底して吟味する△被害が頻発する路線や時間帯を分析、捜査員を電車内に集中的に投入して犯人の現行犯逮捕に努める、などを指示した。
 
 痴漢犯罪の多くは都道府県迷惑防止条例違反が適用され、罰金刑で済む。しかしながら、逮捕されることで”加害者”の社会的信用の失墜は避けられない。警察も客観的な証拠集めに尽力すべきであろう。そうでなければ、被害者もやり切れない上に、”加害者”も被害者になってしまう。そして再犯性の高い犯罪として、真犯人がまた新たな被害者を作り出すことになる。
 
 最近では警官や検事など、社会的規範を守る立場にある者の犯罪も珍しくなくなった。拳銃やバッジを着けていない”丸腰”の司法職員や他の犯罪者に対して、”犯罪は許さない”をいう心構えが強力な武器になることだけは決して揺るぐことはないのである。
  
 
☆ 他人に対しても自分に対しても親切であること。人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。これこそ真の思いやりである。(アラン)
 
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★ ”ミニスカポリス”痴漢容疑者取り押さえる(読売新聞・09/7/14)
★ 初体験も果敢に ミニスカポリスが本物の痴漢逮捕!(ZAKZAK・09/7/13)
★ 痴漢捜査は慎重な判断を 警察庁通達(産経新聞・09/6/25)
 

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